そして、3年前も大暴走をみせた山崎が、今回も思う存分、好き勝手にやりたい放題の無双状態に。
「本来は2時間15分が本編、エンディングが15分で、全体で2時間半という感じなんですよ。バナナマンさんはちょっと長くて20分くらいなんですけど、山崎は30分くらいやってたよね。いつ終わんだろって思ってました、これ夢かなって」と飯塚は嘆いてみせる。
角田が「30分たっても、まだまだイケル感じでしたよね」と言うと、飯塚は「台本なんてペライチなんですよ。もう中味も箇条書きじゃないですけど『名前を紹介する』とか『歌う』とか書かれているだけ。それなのに30分もたせちゃったんです、ひとりで。もう『バケモン』ですよね」と、『天才』とはまた違う褒め言葉を用意した。
最後に豊本は「テレビで活躍されている芸人さんたちがライブで何かしているというのは、単独公演ではありますけど、なかなか見られない。そういうのが見られるのが『FROLIC A HOLIC』の見どころの一つです。女優さんだったり、俳優さんだったりがコントの世界に入って来て、そんな珍しい組み合わせだけでも見てもらえればうれしいなと思います」と締めくくった。
なお、東京03は7月4日(水)の東京・新国立劇場 中劇場公演を皮切りに、12都市を巡る第20回単独公演「不自然体」が始まる。この公演では7本の新ネタを下ろすが、最後のネタがあと1本完成していないという。
「トリネタはオークラが作るんですよ。それを含めて新ネタを下ろすんですが、(取材時の公演3週間前の時点で)あと1本ができていない。でも今のところ面白いと思います。徐々に自信がついてきました」と、こちらは『FROLIC A HOLIC』とは違った笑いの風景が楽しめそうだ。
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