――今年の4月で新井さんが20歳になり、これでメンバー全員が成人に! これからの東京女子流は、どんな風になっていきたいと思っていますか?
新井:生まれ変わったという感じはあまりしていなくて。そこまで大きな気持ちの変化はないんですけど、私たち自身8年が経って、9年目に向けて進んでいるところ。ここまで来たらやっぱり10周年を目指して女子流を続けたいですし、女子流の音楽を届けたい。20歳になったから大人ぶろうということではなくて、そういう未来への気持ちの方が強くなりました。
中江:本当に8周年は、あっという間でした。みんな成長して、大人っぽくなったりして変わった部分はありますけど、女子流自体はパフォーマンスへの想いなども含めて何も変わっていない。やっぱり、8年も一緒にいるから、メンバーの想いやどこに向かっているのかが分かるようになってきました。それって、すごく最強だなって。同じ目標に向かいやすいし、それぞれ自分の想いを伝えやすい。8周年の日に4人で一緒に出掛けたんですけど、その時にすごく思ったんです。あぁ、うちら何も変わってないなって。この4人だからこそ、これからも続けていきたいし、一緒に10周年を迎えたいですね。
庄司:今の女子流だからこそできることを、どんどんやっていきたいなって思っています。今回のシングル「kissはあげない」も、昔の幼い私たちだったら説得力がなかったと思うんです。今の、大人と子供の狭間にいる私たちだからこそ、何かかわいらしさもあり、ちょっと大人の表情が垣間見えたり、ドキッとするところがあったりして。これが、また少し上の年齢になったら、違うものになるのかなって考えると、今のタイミングでリリースして、そこからの変化をもっと楽しんでいけたらいいなと思います。
山邊:10周年という数字は、結成された時には想像できなかった。こんなに長く続けられるとは思わなかったです。それって、やっぱり女子流のことが好きだからこそなんだろうなと。そういう気持ちはこれからも大切にしていきたいですね。そして、私たちの前には10周年を迎えて、今もなお活躍されている先輩方がたくさんいらっしゃいます。まだまだ、足りていない部分はたくさんありますけど、先輩たちに早く追いつけるよう頑張りたいですし、私たちのほかにも新しいグループがたくさん出てきているので、いいお手本になれたらいいなと思っています。
【次回の配信は7月1日を予定】
取材・文=小池貴之
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