初選抜の末永桜花は“ありそうでなかったSKE48の1つの形”【SKE48・チームE座談会 前編】

2018/06/29 06:30 配信

アイドル インタビュー

須田亜香里(2)撮影=武田真由子


「ありがたいタイミングで発表できて良かった」(佐藤)


――末永さんと佐藤さんは初選抜ですが、選抜入りを聞いたときの心境はいかがでしたか?

末永:発表は今回の選抜メンバーが1つの部屋に集められて、湯浅さん(※1)にさらっと告げられたので、サプライズ感はあまりなかったです(笑)。そのときは最初、シングル選抜の発表をされると思っていなくて、何かの企画で選抜メンバーと一緒にお仕事ができるのかなって思っていたんです。発表を聞いたときは全然想像していなかったので、うれしかったんですけど、やっぱりさらっとだったので喜びが表せなくてどうしたらいいか困ってました(笑)。

須田:その日そのまま「これからSKE48がどうなればいいか」って会議をしたんですよ。だから「おめでとう」とかそういう雰囲気もなくて、2時間くらい話してたよね?

熊崎:話しました!

菅原:どうしたらいいか、みたいな。

須田:だからお祝いできなかったね。

菅原:おめでとう!(一同拍手)

――この場でようやく(笑)。

鎌田:その日はこういう拍手もなく、「今後どうしますか…?」みたいな雰囲気だったので(笑)。

――末永さんは「愛の喪明け」(※2)の歌唱メンバーに入っていたので、正直、ちょっと期待してた部分はあったりしたんじゃないですか?

末永:「遅いぐらいだよ」って言ってくださるファンの方もいたんですけど、「まだ難しいんじゃない?」とも言われていたのであんまりですね。でも、同期の中で3番目に選抜に入れると思っていなかったので、すごくうれしかったです。

――佐藤さんはいかがでしたか?

佐藤:スタッフさんからのメールが来たときに「もしかして」って思っていた部分もあったので、私も本当にサプライズ感はなかったです。あと、みんなで集合する前に、熊崎さんと菅原さんと薬局で会ったので(笑)。

熊崎:ばったり会って(笑)。

菅原:「これってもしかして…」って。

佐藤:「意外にマンゴー」で同期の矢作有紀奈ちゃんが選抜に入ったり、(ユニットの)ラブ・クレッシェンドに次世代メンバーということで井上瑠夏ちゃんとか野村実代ちゃんが入ったりしていたんですけど、私は今まで選ばれることがなかったので悔しい思いをしていました。でも、ファンの皆さんと積み重ねてきたことが、こうして結果につながったんだなと思うとうれしいです。

――選抜入り発表の場は生誕祭でしたよね。

佐藤:スピーチにすごく悩みました。(ファンに選抜入りを)察してほしくなくて「選抜メンバーに入りたい」みたいなことを…(笑)。

熊崎:言ってた!

佐藤:後で珠理奈さんにツッコまれちゃいましたけど(笑)。でも、ファンの方が目の前で喜んでくださっている姿を見られたので、本当にありがたいタイミングで発表できて良かったなって思います。