「部長 風花凜子の恋」撮影現場を原作者・弘兼憲史が訪問！　「凜子のような女性に日本を活性化してもらいたい」

「漫画の凜子も、りょうさんを意識して描いた部分がある」(弘兼憲史)

今回、現場を訪問後の弘兼憲史にインタビューを敢行。本作や風花凜子というキャラクターに込めた思いや、主演のりょうの印象などを語ってもらった。

――「島耕作」シリーズが35周年を迎えましたが、このタイミングでスピンオフ作品として女性を主人公に描いたのはどういった思いからでしょうか？

現代には女性を登用する風潮がある中で、社会で活躍する女性を「島耕作」シリーズの中では“ビジネスウーマン”としては描いていなかったんです。今回はちょうどいい機会なので、「女性が執行役員を目指して奮闘する」というストーリーを考えつきました。

――本作において、凜子にどんな思いを託しましたか？

日本では、大きな会社の役員クラスに女性はまだ少ないですので、凜子のような女性が出てきて、日本の企業や社会をもっと活性化してもらいたいです。

――ドラマで凜子を演じるりょうさんの印象は？

きりっとされた方ですね。芝居ではさらにすごさが増しているというか、素晴らしい女性です。りょうさんの配役が決まって、漫画の中の凜子もりょうさんを意識して描いた部分もあるのですが、今日実際にお会いしてイメージ通りの方と感じました。

――最後に、ドラマを楽しみにされている視聴者へメッセージをお願いします！

「島耕作」シリーズ35周年を記念して、読売テレビさんとコラボ企画でこういう話を作りました。漫画とドラマでは多少ストーリーは違いますが、それぞれの面白さがあると思うので、ぜひご覧になってください。