「第5回ドラマ甲子園」大賞授賞式が6月29日(金)にフジテレビ本社で行われ、宮嵜瑛太さんの「キミの墓石を建てにいこう。」が大賞を受賞した。
「ドラマ甲子園」は、高校生のための演出家発掘プロジェクト。全国の高校生を対象に脚本を募集し、大賞に選ばれた作品は、執筆者本人の演出で、プロのスタッフのサポートとプロの俳優たちの出演により、テレビドラマとして制作・放送する。
2018年は応募数が過去最多となり、大賞と佳作にそれぞれ1作品が選ばれた。
大賞を受賞した宮嵜さんは長野県在住の19歳で、現在は予備校生。中学生時代には生徒会長を務めており、「高校生のうちに『何かをやり遂げたい』という思いから脚本作りを始めた」と話す。
作品について「タイトルに“墓石”という言葉が入っているが、墓石というのはその人の生きた証が残される場所なので、僕の中でも『この作品が生きた証になれば』という思いがあった」とコメント。
また、「まだ夢のようでしたが、今日ようやく実感が沸いてきました。この夏を悔いの残らないように、また多くの方に見ていただき、心に残るような作品を作っていきたい」と、改めて大賞受賞を喜んだ。
この物語は、無気力だった少年が大切な人を失い、同じく大切な人を失った少女との絆を描いた切ない感動作品。過去の「ドラマ甲子園」の作品では、吉岡里帆や飯豊まりえら俳優が出演してきたが、「どんなキャスティングにしたいか?」という質問に対し、宮嵜さんは「僕の名前が“瑛太”なので、同じ名前の瑛太さんを主人公に。ヒロインは黒島結菜さんとか…」とはにかんだ笑顔を見せた。
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