――ご自身が演じるキャラクターの魅力を教えてください。
小松:美也子は、バドミントン部の顧問を務めていますが、バドミントンに関しては全くの素人です。彼女なりに頑張って、懸命にメンバーを応援しているのですが、そこがあまり報われておらず、どこかちょっと浮いている存在です。でも、そんなキュートなところが彼女の魅力なのではと思います。
――キャラクターを演じるにあたって、意識したことを教えてください。
小松:私はバドミントンを体育の授業でしかプレーしたことがないのですが、美也子も同じく経験がないので、そこはシンクロしているのではと思っています(笑)。最初に「美也子は浮いていてください」とディレクションを頂き、「はねバド!」の熱い世界観の中にはいるのですが、1人だけ行動理念が違っていて、彼女なりの応援の仕方でみんなの士気を高めるようなところを意識して演じています。
――アニメ「はねバド!」の見どころは?
小松:登場キャラクターたちが情熱的で、試合シーンでも燃えるようなシーンが描かれています。バドミントンの経験がない私でも、どこか心が熱くなるような感覚があり、きっと皆さんにもそんな熱さを体感していただけると思います。見ている皆さんの心にも火を付けられたらと思いますので、ぜひご覧ください。。
――ご自身が演じるキャラクターの魅力を教えてください。
大原:有千夏は綾乃の母親ですが、一般的な母親像とは違い、母性のベクトルの方向性が極端にずれている印象を受けます。彼女の行動は必ずしも褒められるものではありませんが、その一方で、一流のプレイヤーである有千夏のその決断力やバイタリティは、魅力の1つに繋がっているのだとも感じます。綾乃の心に傷を残してしまっていることと、どのように折り合いを付けていくのかということも含めて、一筋縄ではいかない複雑なキャラクターだと思います。
――キャラクターを演じるにあたって、意識したことを教えてください。
大原:有千夏は、とにかく母性をあふれさせ過ぎないよう意識しています。例えば、綾乃が小さい頃の回想シーン。普通の親子関係でにじみ出てくるような愛情をそのまま表現してしまうと、彼女のキャラクターとしては優しすぎるとディレクションを受けたことがありました。ですので、親子2人だけのシーンでも、母親の顔になりきらないことが有千夏らしさに繋がるのだと意識しています。
――アニメ「はねバド!」の見どころは?
大原:原作コミックもページから熱気が立ち上ってくるような、熱量がとても高い作品なのですが、アニメではそれに加え、ライブ感あふれる一人一人の息遣いをリアルに感じて頂けると思います。シャトルを打つ音など、スタッフも音作りにとてもこだわっていますので、そこにもぜひ注目して見ていただきたいと思います。
7月1日(日)0:00、TOKYO MXほかで“青春バドミントンストーリー”が開幕する。
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