「Yahoo!検索対象2017」小説部門を受賞した短編小説「夫のちんぽが入らない」が石橋菜津美、中村蒼主演でドラマ化されることが決まった。2019年に、フジテレビが運営する動画配信サービスFOD、オンライン定額制ストリーミングサービスNetflixから配信される。
原作「夫のちんぽが入らない」は、主婦こだまの自伝的短編小説。夫との性生活に悩みを抱える女性が、ドライかつユーモアのある筆致で“愛と堕落”の半生を綴った処女作だ。原作は大幅な加筆修正の上で書籍化され、1か月で13万部を売り上げる大ヒットを記録した。
ドラマは、主人公・久美子(石橋)が大学に入学し、同じアパートに住む研一(中村)と交際を始めるところからスタート。交際を重ねる中で、2人の性生活には重大な問題が持ち上がるが、2人は「性行為ができなくても、それ以上に好きな人と一緒にいたい」という強い思いで結婚。心に秘めた劣等感や無力感に苦しみながらも、自分たちだけの夫婦のカタチを見つけていく――そんな夫婦の絆の物語として描かれる。
主人公・久美子を演じる石橋はオーディションで選ばれた注目の新進女優。過去には2011年1月期のドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」(フジテレビ系)、2017年のドラマ「トットちゃん」(テレビ朝日系)などに出演している。夫・研一役の中村は舞台「悪人」でシリアスな役柄を好演するなどテレビや映画、舞台で活躍。7月28日放送「悪魔が来りて笛を吹く」(NHK BSP)にも出演している。
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