TBS系で放送中のドラマ「新参者」3Dスペシャル予告&第9話先行試写イベントが13日、都内で行われ、出演者の阿部寛、黒木メイサ、向井理、溝端淳平が出席した。
同ドラマは、東京・日本橋人形町を舞台に、繰り広げられるミステリードラマ。日本橋署に移動してきたばかりの刑事・加賀恭一郎(阿部)が、殺人事件の容疑者として浮かび上がった人形町の商店街住民たちの入り組んだ人間関係を解き明かし、事件の真相に迫っていく。
上映前に登場した一同は、「1カ所だけでドラマ(の撮影)をやっていくのは今回が初めてだったんですが、町の皆さんがいい笑顔で迎えてくださるんです。そういう中で撮影をやれたことはすごく良かったと思っています」(阿部)、「人形町に行くこと自体が楽しかったですし、(出演者も町の人たちも)皆さん温かくて、おいしい差し入れもたくさん頂いて、毎日甘い物を食べながら頑張りました」(黒木)、「人間の奥底までえぐり出すような作品だったので、いろんな人とお芝居する中でとても勉強になりました」(向井)、「人形町が第2の故郷と思えるくらい、周りの人が優しくしてくれて、本当に居心地のいい町だと思いました。毎回ゲストの方がすごい方たちなので、緊張はしましたね」(溝端)と、3カ月間にわたる人形町での撮影をそれぞれ振り返った。
その後、イベント翌日に21歳の誕生日を迎える溝端へのサプライズとして“警察手帳型巨大ケーキ”が登場。突然の出来事に溝端は「すごい! 聞いてなかった! うれしいですけど…こんなことまでしてもらって申し訳ないです」と先輩たちからの祝福に恐縮しながらも感激しきり。記念に1人ずつ写真撮影をすることになり、阿部以外の3人は一度退場。ケーキを前に撮影に応じる阿部だったが、そこに今度は溝端、黒木、向井が“たい焼き”をかたどった巨大ケーキを運びながら登場。22日(火)に46歳を迎える阿部のために、こちらもサプライズで祝福をした。祝う側から一転、祝われる側に回ることになった阿部は「こうやってみんなに祝ってもらうのはすごく恥ずかしいですね(笑)」と照れ笑いを浮かべ、喜びを見せていた。
最後に、20日(日)の放送でいよいよ最終回を迎える本作について阿部は「すべての点が線で結ばれ、犯人を捕まえるだけじゃなく、いろいろなことが解決していきます。東野(圭吾)さんの世界を壊さずに、“新参者”を全うできたのではと思います。皆さん10話をよろしくお願いします!」と最終話の見どころを力強く語り、イベントを締めくくった。
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