栗山千明が“ドルオタ”役で新境地「私黄色い声が出ないんです!」

2018/07/27 07:00 配信

ドラマ インタビュー

熱狂的な“ドルオタ”役で新境地に挑む栗山千明


dTVのオリジナルドラマ「婚外恋愛に似たもの」が配信中。7月27日夜0時に第6話が公開された。

同作は宮木あや子の小説が原作。男性アイドルグループ“スノーホワイツ”に夢中な35歳女性5人の本音を描いたヒューマンコメディーで、栗山千明安達祐実ら人気女優がアイドルオタクを演じている。

そこで、中心人物である主婦・桜井美佐代を演じる栗山千明にインタビューを実施。元々“アニオタ”として知られる栗山だが、“ドルオタ”を演じる心境はどのようなものだったのか、舞台裏などと併せて聞いてみた。

喉枯れるかと思いました(笑)


自分自身をオタクだと思う瞬間は「収集ぐせですね」と語る栗山千明


――最初に役の設定を聞いてどう思いましたか?

まずアイドルオタクさんたちってどういう感じなのか、意外と知らないなと気付きました。

メッセージ入りのうちわを持ってるとかなんとなくの印象はありましたけど、実際にどういうことをしているのか、“自担”(※)とか、ファンが使う専門用語も台本を読みながら覚えていきました。

※自担…自分が担当する=自分が応援するアイドルのこと

――女性のアイドルオタクの方には“黄色い声”という印象もあります。

私“黄色い声”出ないんですよ! 最後に大きいライブシーンががあるんですけど、喉枯れるかと思いました(笑)。

私は憧れの人に会ったら「…!」と固まっちゃうタイプなので、いろいろなタイプのファンがいるんだなと気付きました。

コンサートシーンの観客は、“スノーホワイツ”の皆さんの実際のファンの方にエキストラとして集まっていただいたので、周囲を観察しながらなんとか演じられたかなと思います。

――本物のファンの皆さんの熱気もすごそうですね。

撮影していない間もずっと「きゃー、かわいい!」と声が飛んでいて、すごかったです。

水を飲んでも「きゃー、かわいい!」なので、“えっ水を飲んでも?”と驚きましたが(笑)、そこまでの熱量を持てるものがあることはすごい幸せなことだなって思いました。