ウルトラマンに変身する2人の兄弟が活躍する「ウルトラマンR/B」(テレビ東京系)に、妹のアサヒ役として出演中。其原有沙にとってはこの作品が初の連ドラレギュラー、しかも2クールの長丁場だ。そんな其原にいまの心境を聞いた。
其原有沙「まさか私がウルトラマンシリーズのヒロインに選ばれるなんて思ってもいなかったので、うれしかったし、ビックリもしましたね。中学生のころ、友達からピグモンの筆箱をもらったことがあるので、あれが運命だったのかな、なんて勝手に思ってます(笑)。子供たちも見るドラマなので、アサヒちゃん！なんて呼ばれるようになったらうれしいですね」
――アサヒは母親が失踪し、父親と2人の兄と暮らしているという設定ですね。
其原「家族の中ではお母さんに近い存在ですね。家事もできるし、話し方もいつも“ですます調”でしっかりしている子。でも“ハッピー！”が口癖だったり、いつも人にアメを配ってたり、ちょっと個性的なところもあって。私もよく変わってるって言われますけど(笑)、それをはるかに超えてるので、スイッチを入れて演じてます。怪獣が出てくるシーンは家族のシーンとは緊迫感が違うので、演技の切り替えは意識してますね」
――撮影は3月からスタートし、既に終盤へと差し掛かりつつあるそうですが…。
其原「家族のこともいろいろと描かれていって、これからすごい展開になっていきます。今はまだ詳しいことは言えないですけど、私のセリフに隠された伏線も注目してほしいです」
――かつてはライブパフォーマンスも経験。表情の変化の豊かさに定評があったという其原さん。お芝居に生きていることはありますか？
「ドラマの世界に入り込んで演じることと似てるので、その経験は生きてるのかな。今回は明るい役なので、土曜の朝は私を見て、元気になってもらえたらいいですね。でも、いつかはシリアスな役も演じたいです。今の私には似合わないって言われちゃいそうですけど(笑)」
取材・文＝青木孝司
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