注目の人気声優4人が新境地に挑んだ映画「ルー=ガルー」のナビゲーションディスクが発売

2010/06/22 12:10 配信

芸能一般

コメントを寄せた五十嵐裕美、井上麻里奈、沖佳苗、沢城みゆき(写真左から)(C)京極夏彦/ルー=ガルー製作委員会

京極夏彦の小説を原作としたアニメ映画「ルー=ガルー」が8月28日(土)から公開される。それに先駆けて、この作品を手早く、そしてより深く知ることができる、インタビューやメーキング映像を収録したナビゲーションディスク「ルー=ガルー #Overture [Cinema Navigation Disc]」が公開前日の8月27日(金)に発売されることが決定した。

映画「ルー=ガルー」は、京極夏彦による長編サスペンス「ルー=ガルー 忌避すべき狼」を原作に、アニメ制作会社・プロダクションI.G/トランス・アーツと、アニメ「BLOOD+」の藤咲淳一監督がアニメ化した作品。音楽にはガールズロックバンド・SCANDALが起用されている。

システムによって児童たちの生活すべてが監視され、人々のコミュニケーションが希薄になった近未来を舞台に、リアルコンタクトに積極的な少女たちが、閉鎖された監視社会に立ち向かっていく姿を描いている。

声優陣には、個性的な若いキャラクターが重く深いテーマをシリアスに伝える作品ということで、演技に定評のあるキャストを起用。繊細でおとなしい女の子・牧野葉月に挑戦した、「フレッシュプリキュア!」(テレビ朝日系)の桃園ラブ/キュアピーチ役で人気の沖佳苗は「微妙な部分の表現にこだわりました。現代と近い設定でその世界に入り込みやすい不思議な作品だったので、その分ぞっとしたりしました」と振り返った。今回、初のメーンキャストを務めた五十嵐裕美は、プレッシャーを感じつつ演じたという神埜歩未について、「ちょっと変わっている不思議な子という印象を受けました」とコメント。また、明るく元気な自称天才・都築美緒を演じた井上麻里奈は「美緒は、ちょっと浮いて見えますが、表情がコロコロ変わって子ネコのような子。一番人間らしさがあってとてもかわいかった」と紹介した。チャイナドレスを着た拳法の達人・麗猫を演じた沢城みゆきは「原作も読んで演技について監督に確認したんですが、監督の指示は『戦隊モノのレッド』でした」と明かした。個性的な4人のキャラクターと新境地に挑んだ4人のキャストが打ち破るリアルとは。

発売されるナビディスク「ルー=ガルー #Overture [Cinema Navigation Disc]」には、原作者の京極夏彦をはじめ、キャスト、スタッフ、さらにはモーションキャプチャーによるSCANDALの演奏シーンの秘蔵映像などが収録されている。