――シソンヌのお2人は、若手芸人の中でもよく出演していらっしゃる印象がありますね。
若手の中では本当にコントの力と適応力のある方だと思います。
あのメンバーの中に入ってやることは大変なことだと思うんですけど、ちゃんと自分のポジションを把握して表現できるんです。なかなか若手でそういう人がいないんですよね…まぁ若いって言っても、もう40歳過ぎているんですけどね(笑)。
だから、本当に30代前半の人が出てないんですよ。
おじさんたちにヅラを被せても悲しい感じになっちゃうので、もう学生とか、合コンのコントがなかなかできないんです。
ムロツヨシくんも若い役やってますけど41歳ですからね。
だから、40歳くらいの世代から、20歳くらいの中川大志くんまでの層が抜けちゃっているんです。
20代前半から30代くらいの層…今すごく、空いてます! 狙いどころだと思います!
「まさかこんな人が!」っていう人に出ていただいているので、これからももっと、意外な人に出てほしいと思いますね。
――今後、番組でやってみたいことはありますか?
スケールが大きいコントをやってみたいです。
昨年は、NHKホールを使ってオーケストラのコントをやったんですが、そういう大人数が参加できるようなものもまたやりたいです。“大河ドラマ”にも負けない合戦シーンが見られるコントとか(笑)。
10分弱のコントのために、たくさんのエキストラの方に参加していただくとかも面白いそうじゃないですか?
スタジオも楽しいんですが、それだけだとやっぱりだんだん似てきてしまう部分もありますし…。
あとは、生放送は何回かやりましたが、1時間全部生放送でやってみるとかも面白そうですよね。
でもそれにはやっぱり勇気が必要で、準備も大変なので、難しいですよね。
ライブもまたやりたいです! テレビだとどうしても、お客さんの直の反応が分かりづらいんです。ライブだと目の前で反応が返ってくるので「こんなにLIFE!を面白がってくれる人がいるんだ!」ということが初めて分かったんですよね。
やっている方も楽しいですし、毎年やりたいぐらいです!
――最後に、「LIFE!」の魅力を教えてください!
純粋なコント番組をただただやり続けているというところじゃないですかね。ほかの企画ではなく、本当にコントをやり続けているので。それは今のテレビ業界の事情の中で、珍しいことだと思います。
――内村さんも、これからもコントを書き続けていこうと考えていますか?
そうですね。こういう場所やオファーがある限り、やっていこうと思います。以前は、「何歳までコントやるのかな」と考えたこともあったんですが、最近はもう考えてないんです。
ここまできたら、要望がある限りは何歳まででもやってやろうと思っています。
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