2018/07/05 22:03 配信
SNSで選曲予想をしてくれたり、「スージーさんなら、マキタさんならこういう風に話すだろう」といった答え合わせを楽しんでくれていたり、好意的な声が多いです。音楽を流す時にすぐには曲名を出さないので、イントロクイズ的な楽しみ方をしているという声もありますね。批判的な声はほとんどなくて、それはきっと2人の人格のおかげかなと思っています。
マキタさんもスージーさんもとても喜んでいました。マキタさんはテレビ番組で賞をもらうのは初めてだそうです。音楽の批評というのはマキタさんが長年やってきたことですから、それが番組となり評価されたことに喜びを感じていらっしゃるのではないでしょうか。これはマキタさん、スージーさんだったからこそ実現できた番組で、彼らじゃなかったらここまでの支持は集まらなかったと思います。2人の音楽研究の蓄積に、私はリスペクトしかありません。その蓄積されたものを人の目に触れさせることに私も貢献できたかなと、そして表彰されるという栄誉をいただけたことで2人にも恩返しができたかなと思います。
要望というか、ちょっと泣きすぎなんですよね(笑)。毎回泣くんですよ。なんでそんなに泣くんでしょうね。THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)とか聴きながらすごく泣くんです。演出じゃなくて本気で泣くんですよ(笑)。元アイドリング!!!の女の子たちがリレー形式で出演していて、おじさん2人が泣いている姿を引いて見ているんです。またそれがいいんですけどね(笑)。
番組の企画の段階から2人のトークはテレビ番組だけではなく、活字やライブなど多面的な展開が可能だと考えていました。実際に出版社の方にもスタート当初から興味を持っていただいて書籍化が実現しました。書籍の発行記念トークライブも大盛況でした。
私はテレビが好きで、中学生の頃からテレビ関係の仕事をしたいとずっと思っていました。テレビというのは誰でもアクセスできる最強のメディアだと思いますし、誰もが見て笑えたり救われたりすることはとても素晴らしいことなんじゃないでしょうか。私はテレビ番組の中でも、特にバラエティーが好きです。バラエティーの人ほどクレバーだと思えますし、厳しい状況の中でいろいろ考えて緻密に作っているからです。ですから今回バラエティ番組部門でこういう賞をいただくことができて本当に嬉しいんです。
今まで以上にマッドなことを続けていこうと思いますので、これからも2人のおじさんについて来てください(笑)。
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