舞台「新・幕末純情伝 FAKE NEWS」(7月7日~30日、東京・紀伊國屋ホール)で初の本格的な舞台、初主演を務める北原里英へインタビュー!
後編では、初挑戦の殺陣や演じる役、さらにNGT48を離れての活動についてなど語ってもらった。
【「新・幕末純情伝」インタビュー前編】から続く。
――見どころの一つに初挑戦となる殺陣があります。
楽しいです! (まだ)全然できなくて悔しい思いをすることもあるんですけど、すごく楽しくて、もっとやっていきたいなと思います。
――特に苦労する点はどんなことですか?
基本的に腰を落とさなきゃいけないし、女性は体のつくりから殺陣を行うのが難しいそうで、ポーズなどが決まらないなぁと悩んでいます。
――今回の作品に特徴のようなものはありますか?
男として育てられたという背景はこれまでと同じですが、今回は去年ほどそこを強調していないような気がします。男として育てられて、ということを自分からは言わないんです。
しかも、今回はいろんな男性と関係を持ったりするストーリーを復活させています。もしかしたら、去年の松井玲奈ちゃんの沖田総司よりも女性らしいのかな、と自分の中では解釈しています。
玲奈ちゃんは少年みたいな儚さがあるじゃないですか。本当に色が白くて、細くて、でも芯が強い。そういう少年らしさがある沖田総司だったんじゃないかなと思うので、私が演じる沖田総司は去年よりも女性らしさが強いのかな、と思いながら稽古をしています。今後の稽古でまた変わっていくかもしれないですけど。
――演出の河毛(俊作)さんは「ハードエロチックに」と仰っていました。
すごく不安でした。一体何をやるんだろう?みたいな(笑)。
――男性を魅了するという役のようですが。
それを出せるのかどうかが一番不安な点です。パンチラみたいなことはやってきたし、コメディーではすごく得意なんですけど(笑)。今回はそういうものとは全然違ったベクトルだと思うので、そこはまだ自信がないですね。
――この作品は“胸をもまれる”シーンも話題になります。
“見出しになりがち”ですね(笑)。抵抗が全然ないとは言いませんが、そこまで抵抗はないですね。
むしろ、お胸があまりないので、そこに申し訳なさを感じて“ストレス”みたいな(笑)。自分に対する情けなさで、ちょっと嫌にはなりますけど(笑)。でも、自分としては抵抗はないです。
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