――「愛のうた」も長年カラオケで愛されている楽曲ですが、リリース当時の思い出はありますか?
実は、別の曲でシングルをリリースする予定だったんです。レコーディングもし終わっていて、最後のミックスをしようという日に、私の曲をいつも書いていただいている作家さんから、この曲のデモテープが滑り込みで届いたんです。
それを聞いてみたらもう、「絶対これやと思う!」っていうのが自分の中であって。なので、急きょ会社の人に「レコーディングをしたけど…」って言ってすぐにレコーディングをして、リリースしたんです。
でも、当時はオリコンチャートの順位もそんなに良くはなかったんです。なので、こんなにカラオケで愛してもらえる曲になるとは思っていなかったですね。
あの時、「わがままかな~。これってアーティスティックかな~」ってすごく悩んで、最終的に「やりたい!」っていうことをやったんで、歌手として自分が思ったことをズバッと言うことも大事だったなと思いましたね。
その時お蔵入りになった曲も、多分まだリリースされてないんじゃないかな? 11年前の声でまだパソコンの中に眠っているので(笑)、いつかそれも世に出したいですね。
――裏配信でもお話しされていましたが、「め組のひと」が今女子高生に話題となっていますが、その反響はいかがですか?
私の全然知らないところで皆さんが(「め!」のポーズを)やってくださっていて。それこそ、あの曲も8年前にカバーした曲なので、当時歌番組で歌っていましたが、今こういう形で話題になっているのはビックリですね。
ただ、毎年ツアーでも歌っている曲ではあって、自分の中ではすごく「育ててきた曲」という感じがあるんですよね。ライブでもすごく盛り上がる曲ですし、8年越しですけど開花してくれて、うれしかったですね。
やっぱり、リリースの時にあまり聞いてくれていなかったとしても、格好いい曲を作り続けないとダメですね…。(裏配信に続いて)喋り過ぎちゃいました~(笑)。
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