TBS系で7月5日(月)にスタートするドラマ「ハンチョウ〜神南署安積班」シリーズ3の制作会見と3DスポットCM、第1話先行試写会が21日、都内の映画館で行われ、佐々木蔵之介、中村俊介、塚地武雅、黒谷友香、賀集利樹、山口翔悟、安めぐみ、田山涼成と新レギュラーの本仮屋ユイカ、京野ことみ、唐十郎が出席した。
同作は、'09年4月に第1弾、ことし1月に第2弾が放送。佐々木演じる警部補・安積剛志率いる個性派ぞろいの“安積班”が、地道な努力の積み重ねでさまざまな事件を解決していくストーリー。シリーズ3では、原作にも登場する神南署刑事課鑑識係長・石倉晴夫役に唐十郎、安積班のメンバー・黒木和也(賀集)の同級生・中沢歩美役に京野ことみ、神南署交通課巡査・立花美咲役に本仮屋ユイカという3人の新レギュラーメンバーも登場する。
100人の「ハンチョウ」ファンと共に3DのスポットCMを楽しんだ佐々木は、「飛び出ていましたね〜! 本編でも、僕たちの気持ちが(画面から)飛び出るくらいの芝居をやらなきゃなって思いました」と、自らが飛び出す映像の迫力に圧倒された様子。佐々木にとって「芝居の世界に入るきっかけにもなった」という新レギュラー・唐については、「まさか、唐さんと一緒に仕事ができるとは思ってもいなかった。めちゃくちゃうれしいし、緊張しています。リハーサルをやっているときも、眼光というか…。本当に怖い…。気を抜けない緊張感を味わわせていただいて感謝しています。僕も負けません!」と喜びを語った。
また、シリーズ1、2では恋愛の話が続いていたモテモテ(!?)の須田三郎役の塚地。シリーズ3では、賀集演じる黒木が、同窓会で歩美(京野)と再会する出来事も盛り込まれており、すっかり“恋愛の座”を奪われてしまったというが「恋愛がらみは、僕が担当だったんですよ。やっぱり、イケメンが恋愛に陥ると、その人のファンがムカツクじゃないですか。おれやから、『塚地があんなキレイな人と…』って、完全にドラマやなって思える。でも、黒木にいっちゃいましたからね〜。リアリティーを求め始めたんですかね(笑)」と寂しそうな表情に。離婚歴がある安積を演じる佐々木も「シリーズ2では、『大恋愛したい』って言っていたのにかなわなかった…。でも、今回、カットがかからなかったら飲み込まれてしまうんではないかというくらいの濃厚なキスシーンがあったんですよ!」と意味深発言も飛び出した。
そして、シリーズ1からレギュラーを務める、事件の情報を得ようとして常に安積班の周辺をうろつく新聞記者・山口友紀子役の安めぐみは、「だんだんシリーズごとに、スカートの丈が上がってきているような気がして…。でも、男性陣もこれでいいんじゃないかって言うので、(この短さで)走り回っています。そこら辺も見どころです」と新たな目線での注目ポイントをアピールした。