【準決勝】「クロアチア(D組1位)vsイングランド(G組2位)」(夜1:10-翌朝5:10、テレビ朝日系/キックオフは夜3:00、延長の場合あり)
準決勝2試合目は、司令塔モドリッチが攻守にわたりチームを牽引するクロアチアと、堅守速攻で勝ち上がってきたイングランドが対戦する。
司令塔モドリッチ、MFラキティッチ、FWマンジュキッチを中心としたオフェンスと、組織的な守備でベスト4まで勝ち上がったクロアチア。
狙うは、司令塔ボバン、点取り屋スーケルら“英雄”を擁し3位となった1998年大会を超える成績だ。
唯一気になるのは、ベスト16、準々決勝とPK戦までもつれていること。モドリッチら主力選手の回復具合がゲームに大きな影響を与えそうだ。
一方、イングランドは予想外の躍進をみせ、準決勝まで勝ち残った。
サウスゲイト監督の“堅守速攻”のサッカーは、面白みは少ないが堅実。ビッグセーブを連発するGKビッグフォード、DFストーンズ、MFリンガード、デレ・アリ、FWケインら若手が試合ごとに成長している。
堅守速攻のキーマンとなっているのが、右サイドのトリッピアー。タイミングのいい攻め上がりと高速クロスで攻撃にアクセントをつけている。
ここにデレ・アリとケインの”スパーズ”ホットラインがつながれば、イングランド52年ぶりの決勝進出が現実のものとなってくるはずだ。
20年ぶりの英雄超えか、52年ぶりの伝説への挑戦か。運命の一戦が始まる。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)