2018/07/10 16:30 配信
2019年2月、大阪・大阪城公園に劇場型文化集客施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」がオープン。これに先駆けて7月5日、大阪市内にて記者会見が行われた。
まずはMCのハイヒールが登場。大阪城公園では昨今「JO-TERRACE OSAKA」や「MIRAIZA OSAKA-JO」など新たなスポットが続々と登場し、大いに賑わっていると説明する。そして、吉村洋文大阪市長が登壇。「大阪は歴史と文化を大事にしながら新しいことに挑戦する“おもろい街”でないといけない」「官民が共同して作り上げていくのが大事。みんなで大阪を盛り上げていきましょう!」とあいさつした。
続いて、「COOL JAPAN PARK OSAKA」では「WWホール」「TTホール」「SSホール」の3つのホールを設立することを発表。それぞれのロゴも公開された。
すると、モニターにはホールの名付け親である明石家さんまが登場。さんまは、ホールのネーミングについて「適当につけたので、これでいいのか…」と会場中を笑わせながらも、“WW”については「笑って笑って」や「わくわく」という意味を込めたことを明かし、“TT”と“SS”に関しては、この2つにも笑いに関する意味があるとしながらも、「みなさんが自由に想像してほしい」と解釈を委ね、「正解は永遠に出さない」と締め括った。
なお、各ホールの概要は以下の通り。
・WWホール=客席数1144。ミュージカルやコンサート、演劇、ダンスなどさまざまな上演が可能な上に、施設内空間全体にプロジェクションマッピングできる全国初のホールとなる
・TTホール=客席数706。ミュージカルや演劇、上方伝統芸能などの上演が可能な中ホール。舞台と客席の距離が近く、よりライブ感のある公演を楽しめるのが特徴で、WWホールと同じく、プロジェクションマッピングによる映像演出にも対応している
・SSホール=ステージと客席を自由に設定できる空間で、スタンディングライブなども含めた、さまざまなステージイベントが可能。客席は300席、スタンディングの場合は400〜500人を収容できる
また会見では、気になる公演内容も発表。
まず「COOL JAPAN PARK OSAKA」全体オープニング公演として開催されるのが、明石家さんまと岡村隆史が出演するコメディー「花の駐在さん」。1日限りの特別公演としてTTホールで上演される。
WWホールのこけら落とし公演は、作家の高平哲郎が脚本・演出を務める、上演時間70分ほどの関西を舞台にしたエンターテインメント「KEREN」。振付をバーヨーク・リー、ビデオコンテンツクリエイターをMoment Factory、そして世界を代表するイラストレーター・横尾忠則がポスターアートを手掛けるなど、制作スタッフには豪華クリエイター陣が集結。会見では高平氏も登壇し、「外国のお客様にも見ていただきたい、ノンバーバルなショーになります」とアピール。「これから半年以上かけて素晴らしいステージに仕上げていきたい」と意気込みを語った。
伝統芸能から国内外のエンタテインメントまで、多種多様な演目を予定している「COOL JAPAN PARK OSAKA」。詳細については近日改めて発表される予定だ。
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