音楽やドラマ、映画、ファッションなど、ますます身近になっているハングルを学ぶ語学番組「テレビでハングル講座」(毎週水曜夜11:30-11:55、NHK Eテレ)。
2018年度は「届く・伝わる“リアル”ハングル」をテーマに、韓国・日本で活躍する歌手のソン・シギョンとタレントのベックがすぐに使える、使ってみたくなるフレーズを紹介する。
今回、同番組に生徒役として出演する大貫亜美にインタビューを行い、出演した感想やハングルを学んだきっかけなどを聞いた。
——約4カ月ハングルを学ばれて、変わってきたことなどはありますか?
小学生の頃に2年くらい韓国に住んでいたことがあったので、初めてハングルを学ばれる方よりはある程度のワードや読み書きはできるかなと思っていましたが、なかなか難しいですね(苦笑)。
でも、この番組を通じて、子供の時に使っていた文のロジックや細かい点が分かるようになってきたなと感じています。自然に使っていた言葉が、「こういう文法とこういう単語でできているんだ!」と理解できるようになってきました。
——成長を感じられた部分はありますか?
K-POPの歌を聞いていて覚えていたフレーズが出てくると、「こういう意味だったんだ」って思えるようになったところですかね。
——ハングルに触れようと思ったきっかけは何でしたか?
幼い頃に韓国に住んでいたというだけで、帰国してからはなかなかハングルを勉強するきっかけがありませんでした。そんな時にK-POPを好きになって。
「せっかくハングルを読めるし、やってみたい!」と思ったのがきっかけです。それでいろいろ調べて、「ハングル講座」があることを知り、「勉強する必要があるんじゃないかな? やってみたい!」って思いました。
——K-POPを好きになったきっかけや魅力を教えていただけますか?
きっかけはBTS(防弾少年団)のライブに行ったことです。それで、「こんな世界があるんだ」って思って。それまで、親戚とか友達とか周りのK-POPが好きな人に勧められても、「ふーん」としか思わなかったんです。
でも実際にライブに行ったら、「何これ、めちゃくちゃ面白い!」とハマってしまいました。ライブのクオリティーはすごいし、歌もうまい、ダンスもうまい、ルックスもいい、と衝撃を受けました(笑)。
今はいろいろなアーティストのコンサートに行かせていただいています。
日本のバンドとかアーティストの方のライブに行くと、やたらと照明なに使ってるんだろうとか、音はどうだ、衣裳はどうだとチェックしてしまうんです。職業病だと思うんですけど (笑)。
でもK-POPはそれがなくて、まっさらな状態で見れるのですごく好きなんです。
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