3月にKBC（九州朝日放送）で放送を終えたアニメ「怪盗レーニャ」が5月から同局で再放送、CS放送のキッズステーションでも新たに放送されている。同作は、モーニング娘。の田中れいなをキャラクター化した“レーニャ”が繰り広げる3分間のドタバタコメディーで、田中本人がレーニャを演じている。各話の見どころなどを語ってくれた「週刊ザテレビジョン」福岡版での田中のインタビューの完全版（全12回）を公開。
―今回は靴を落としても気付かないという、おちゃめなレーニャからスタートでしたね。
「アレ靴だったんですね!? 体にくっ付いてると思ってたから、『あっ、コレ靴か！』みたいな。しかも、ちゃんとネコ柄の靴下履いてるし。ちょっとしたドジをしてしまうっていうトコロも、怪盗レーニャのかわいいところの1つだなと思います」
―靴を履いてないことに気付かないってすごいですね。
「確かに！ 言われないと気付かないっていう。きっと、レーニャは1個のことしか考えられないんですよ。盗んだ後に、逃げることしか考えてなくて、靴がないことを忘れてるんですよね。れいなと一緒です（笑）。れいなも1個のことしかできないんですよ。ブログ始めてからずっと携帯見てるんですけど、ママが話し掛けてきて、れいなも返事してたはずなのに、全然覚えてなくて…。最近、それですごいママに怒られるんですよ。れいなの中では携帯を扱いながら聞くこともできるって思い込んでたのにできてないみたいなので、やっぱり1個のことしかできないんだなってあらためて思いました」
―田中さんは最近何か失敗しましたか？
「大失敗はないんですけど、小さい失敗はちょいちょい…（笑）」
―レーニャがDNAを「どんな悩みも当てちゃいます」と勘違いしてるのもかわいかったですね。
「そういう勘違いして覚えてそのままっていうところもれいなと似てます（笑）」
―田中さんの知られて困る悩みは？
「ここで言えないですよ！（笑）」
―靴を落としたせいで、レーニャが初めて警察に捕まっちゃいましたね。
「れいなは捕まったまま終わらないだろうなと思ってたんで、『あぁ、捕まった』っていう感じでした。レーニャが全然焦ってなくて、それがレーニャらしくていいなと思いました。靴を取りに行く時も、普通に警察に入って行ってたし」
―では、今回の見どころは？
「最初、この回の台本を見た時に、（レーニャが自分の靴のにおいをかがされるから）『れいなって足が臭いキャラなのかな？』って思ったんですよ。でも、ネコだから鼻がいいってことなんですよね。今までずっと、れいなって足が臭いと思われてて、それでこの話ができたって思ってて…。怪盗レーニャって1個1個の表情がかわいいんです。納豆が出てきて、洗濯挟みで鼻をつまんだ時の口が超好きなんですよ。あと、チュー太郎に「星になれ！」って言う時の目のクマとか。あと、この作品ってちょいちょい笑ってしまうところがいっぱいあって。チュー太郎が絞られた時にぞうきんが使われてたりとか、チュー太郎を踏みつぶす時にレーニャの足が異様に長く伸びてたりとか。その辺にも注目して見てほしいです」
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