――アネモネの一番の見せどころはどこですか?
最初の登場のシーンは、結構大事にしています。キクとの強烈な出会いがあったりするので。あのシーンで、アネモネが普通の子じゃない感がすごく出ています。
――演じる上で、一番大変だったこと、難しかったことは何ですか?
私はまだ舞台3作目で、初心者マークを貼っているような状態です。テレビや映画ではちょっと口角を上げるだけで伝わっていたものが、空間が広くなると通用しなくなるということを、一から監督に指導していただいて。
今いるお客さんに伝えないといけないという義務があるので、滑舌よくはっきり言うとか…。衝撃を受けるかもしれないですけど、そういうところを周りの方を見ながら勉強させていただいています。
――歌うことに対して、大変さはありますか?
今までのミュージカルは全部裏声でやってきたので、今回とは全く別ものですね。今回は地声を使って歌うものが多くて、ちょっとでも喉がへこたれたら、ごまかしが利かないなと思っています。稽古でもがんがん立って歌っているので、だいぶん声帯の周りとか、筋肉は付いてきたような気はします。
――今回は橋本さんと河合さんが、交互でキクを演じられます。お2人が演じられるキクは全く違うのでしょうか?
全く違いますね。お芝居の動きも違うし、本当に全く違うキクですね。両方のキクを愛さなきゃいけないので、両方のキクのいいところを探しています。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)