“ルパパト”追加戦士・元木聖也、得意のアクロバットに「見てまねしてもらえたら」

2018/07/12 10:00 配信

映画 インタビュー

子供たちへ「ぜひ僕の動きやアクロバットを見て、いろいろとまねしてほしいですね」撮影=阿部岳人


――演技・アクション・アフレコと、やることが多い特撮。元木さんはアクションは得意中の得意だと思いますが、この中で「楽しい!」や「大変!」と感じているものは何ですか?

今はナンバーワンでアフレコが大変です。初めて声をあてた時は、本当に「できない!」って思いましたし(笑)、何かをここまでできない感覚は久しぶりでした。戦っている時の「フッ!」「ハッ!」といった声や、攻撃を受けた時の声などがすごく難しくて。自分の中で全然しっくりこなくて、こんなに難しいのかと感じました。周りの様子も見ながら、日々勉強しています。

――この番組のオープニングでは、「快盗と警察、君はどちらを応援する?」といった口上があるのですが、元木さん個人としてはルパンレンジャーとパトレンジャーのどちらがお好きですか?

難しい!(笑) ノエルであることは抜きで僕個人としてですよね? うーん…難しいところですが、あえて選ぶならルパンレンジャーですかね。

――その理由は?

よく屋上や高い所にいるから!(笑) 僕も高い所が好きで、小さい頃から高い所に行ったり木に登ったりしていました。ルパンレンジャーが屋上のへりや高い所から登場するのを見ると、やっぱりワクワクしてしまいます。そこでマントがなびいたりして、かっこいいですよね。なんだか子供のような理由ですが(笑)。

ルパンレンジャーはアクションにパルクールなどを取り入れている点も好きですね。ただもちろん、パトレンジャーも好きですよ!

――なるほど(笑)。では最後に、劇場版に限らず今後「自分のここを見てほしい!」というポイントや、意気込みなどをお願いします。

高尾ノエルという役は、銀と金のヒーロー、ルパンエックス・パトレンエックスになれる、二人の戦士に変身できるキャラです。特別感がありますし、見た目も単純にかっこいいので、パッと見てのかっこよさをぜひ感じてもらいたいです。

内面的なことで言えば、ノエルはすごく面白いキャラだと演じていて思います。背負っているものも大きいですし、考えていることもすごく多いので、演じていてやりがいを感じますね。ルパンレンジャー・パトレンジャーに見せている顔もそれぞれ違いますし、ルパン家執事のコグレ(温水洋一)さんに見せる顔もまた違います。そういった、雰囲気の違いなども感じてほしいなと思います。

もし、先ほどの「快盗と警察、君はどちらを応援する?」で悩んでいる子がいたら、ノエルを好きになってもらえればいいと思います(笑)。ルパンレンジャーとパトレンジャーのどちらにもなれるので、とりあえずノエルを好きになってもらえたらうれしいですね(笑)。