名倉潤「教誨師」という難しい仕事に複雑な心境を吐露

2018/07/13 19:30 配信

バラエティー

MCを務めている名倉潤2010年ザテレビジョン撮影

7月12日深夜放送の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)は、「衝撃の理由で人生が180度変わった有名人SP」。10月6日より公開される、大杉漣さん最後の主演映画「教誨(きょうかい)師」で注目を集める、現役の“教誨師”中村陽志さんが、その知られざる職業の内容について明かした。

キリスト教の牧師という中村さんは、教誨師はボランティアで、受刑者の更生の手伝いをしている、それが教誨師と説明した。

懲役10年から無期懲役の人が収容されている刑務所を訪れているという中村さん。これまでおよそ200人の受刑者の心を救ってきたという。

そんな中村さんが教誨師になったきっかけについて「母が小学校5年生の時にがんで他界したんですね。その後、父が経営していた建設会社が倒産して、父が夜逃げをして、貧しい中、姉と私がアルバイトをしながら学校に行っていたけど、弟も妹もグレて、きょうだいのうちの一人が更生施設でお世話になったことがあった。

その面会に行ったときに初めて教誨師という牧師にお会いした。もし将来牧師になるんだったらこの働きがしたいと思ったのがきっかけです」と自身の過去を振り返った。