物語は2004年、銀行強盗事件が起き、女性行員が殺されるところから始まる。その被害者・廣瀬亜紀役を平岩紙が演じ、銀行強盗事件の背景に起きた悲しき物語をかれんな演技で魅了する。
そして、亜紀を惑わす色男・荻野朔太郎役に田中圭。田中は「おっさんずラブ」(2018年、テレビ朝日系)で見せたピュアな表情の“はるたん”とは打って変わって、女性を惑わすジゴロな男を演じ、時に甘く、時にダークに亜紀を困惑させていく。
田中は「初めてご一緒させていただく吉田羊さん、滝藤賢一さんや、久しぶりにご一緒させていただく平岩紙さんなど、自分の中では『はじめまして』と『お久しぶりです』が交ざり、ダブルでうれしい現場でした」と現場の感想を。
演じた朔太郎については「最近演じてこなかったような“とんでもない男”でしたので、どうか、皆さまにはこういう男に注意していただきたいなと思いました」と芝居の出来に満足そう。
一方、平岩は「このお仕事を始めて18年目なのですが、どこかで忘れていた真っさらな気持ちを思い起こすことができました。現場の隅々まで愛情に満ちていて、監督にもしっかり導いていただき、本当に幸せなお仕事でした」と喜びをあらわに。
そんな2人が紡ぐのは、世紀の純愛物語か、究極のだまし合いなのか…物語の展開から目が離せない。
他に金井勇太、山根和馬、柊子、松本若菜、丘みつ子がゲスト出演する。
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