8月4日(土)公開の映画「劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)」「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(アンフィルム)」。「ザテレビジョン」WEBでは本作を特集し、同作品のキャスト陣同士によるシャッフル対談インタビューなどを連続掲載中だ。
今回は「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」より、名探偵エルロック・ショルメを演じる田中直樹へのソロインタビューの模様をお届け。世界を股にかけて活躍する“謎のイケメン名探偵”という役に挑んだ田中が、現場での発見やエピソード、作品の魅力などを語った。
――改めて、本作への出演を聞いた感想をお聞かせください。
とにかくすごくうれしかったですね。男の子はスーパー戦隊を見て育ってきた人がたくさんいると思いますし、僕自身もそうでした。子供の頃は「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975~1977年)などに夢中で、大人になってからも「炎神戦隊ゴーオンジャー」(2008~2009年)や「海賊戦隊ゴーカイジャー」(2011~2012年)などをずっと見ていました。やっぱりスーパー戦隊と仮面ライダーって、特別な作品だと思うんです。そんな作品に自分が出させてもらえることが、本当にうれしかったですね。
――出演について、お子さんにはお伝えしましたか?
僕から直接伝えるのが早かったのか、ニュースとして出るのが早かったのか忘れてしまいましたが話しました。普段からいろいろな話をしていますが、息子は「仮面ライダービルド」(テレビ朝日系)が好きで見ていたりもするので、撮影がどのように行われているのかとか、多分気になっているんじゃないかと思います。
この作品の予告編が解禁されたときもチェックしていたので、出演者の僕よりも早くいろいろな情報に気付いているかもしれないです(笑)。
――田中さんが演じる名探偵エルロック・ショルメですが、演じられた田中さんから見て彼はどのような人物ですか?
とにかく“優秀”で“イケメン”で“かっこいい”という要素を兼ね備えた人物だと思います。撮影中、杉原(輝昭)監督からも「ここは目いっぱいかっこつけてください」とか、「ここはちょっとニヒルにお願いします」とか普段頂くような役とは違う指示を頂いたので、そこが難しくもあり、楽しくもありました。
冒頭では来日して空港に到着するシーンがあるのですが、ギャングラーの犯罪を止め、ルパンレンジャーの正体も突き止めるというショルメを応援するために、ファンの人たちが出迎えてくれるんです。
――海外セレブが来日する時のようなイメージですね。
皆さんうちわやプラカードなどを持って出迎えてくれるのですが、僕は25年以上も芸能生活をやってきて、うちわを振られたことなんて今まで一度もなかったので(笑)。もちろん作品の中の設定なのですが、そういうシーンから撮影に入れたのですごく気持ちよかったです(笑)。
さらに、セキュリティーとしてパトレンジャーが付いてくれるという、そんなすごく気持ちいいカットから撮影に入らせてもらえて楽しかったです。
――監督からはショルメを演じる上でどういった指示がありましたか?
監督は「かっこつけてください。こちらもかっこよく撮らせてもらいますから!」と言ってくださって、いろいろとかっこいいアングルから、カットを細かく割って撮影してくださいました。撮影中は「今のもかっこよかったですよ!」などと声を掛けて僕を乗せてくださったのですが、ちょっと半笑いだった気もしますね(笑)。ですので、僕も内心「ホントかな?」と思いながら(笑)。でも本当に気持ちよく乗せてくださったので、3日間のみの現場でしたがすごく楽しかったですね。
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