――お兄さんはずっとマスクを着けているという設定です。顔の表情が見えない分、演技が難しいかと思うのですが、いかがですか?
難しいですね…。僕は満面の笑顔なんですけど、口元が見えていないから、モニターで目だけを見ている監督さんに「それだと笑っているように見えないんだよね。大げさに笑ってみて!」って言われて。マスクの下は、めっちゃ笑っているのに…(苦笑)。その時、目だけで伝えるのって難しいなと思いました。だから、家でせりふを覚える時はマスクして鏡を見ながらやっています。
――自分ではできているつもりでも、第三者から見たら全然ってこともありますよね。
そうなんですよ、意外と足りていないんだなと。びっくりした時の表現が台本では「!」マーク1個になっているんですが、思っている以上の動きをしなきゃ伝わらないんだなと思いました。
――それはこの作品での新たな発見ですか?
そうですね。マスクを着けて演技して気付いたことです。
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