アニソンを数多く手掛けるアーティスト・angelaがニューシングル「SURVIVE!」を7月18日(水)に発売する。本作は7月7日(土)より順次公開がスタートした劇場アニメーション「K SEVEN STORIES」のオープニング主題歌となっている。
今回「ザテレビジョン」では、angelaへのインタビューの模様を連続掲載。初回となる今回は、山梨・河口湖ステラシアターにて5月19日に行われた「デビュー15周年記念ライヴ」についての内容をお届け。7月15日(日)昼2時よりWOWOWライブで放送となる本公演の思い出や魅力をたっぷりと聞いた。
――先日は「デビュー15周年記念ライヴ」を河口湖ステラシアターで開催されました。その模様が今度WOWOWで放送となりますが、振り返ってみていかがですか?
atsuko:河口湖ステラシアターは半野外のとても特殊な会場で、屋根を開ければ空が見えますし、後ろの扉を開けると広場が広がっていて開放的ですし、天気がよければ富士山も見えますし、とにかくすばらしい場所なんです。今回、花火を上げたり、ステージの後ろに大きなミラーボールをたくさん設置してそこに光を当てて会場を照らしたりと、いろいろな演出ができました。
でも、私は結構歌詞を間違えましたね(笑)。ただ、これはしょうがないんですよ。言い訳ではないのですが(笑)、ライブが夕方の5時スタートでまだ昼のように明るかった上、お客さんがすごく近い会場なので、全員の顔が見えるんです。なので「あっ、○○さん来てる!」とか、「××さん1列目じゃん!」みたいなことを、歌いながら考えてしまうんです(笑)。それで、歌詞がポーンと抜けたり、1番なのに2番の歌詞を歌ってしまったり。
他にも、ちょっとしたアクシデントがあったので、曲を途中で止めて「もう一回やり直そう!」というところもありました。でも、15年やってきたからこそ「このまま行っても駄目だ、一回止めよう」と判断できましたし、それをお客さんも「やり直すんだね (笑)」みたいにアクシデントさえも楽しんでくれる、angelaの全てを見に来てくれて好きでいてくれる人たちが集まった空間だったなと思います。今まで15年培ってきた経験…歌詞を間違えておいて“経験”と言うのもおかしいですが(笑)、そういったものが全て詰まった、本当に幸せな時間でした。
KATSU:今回は15周年記念ということで、angelaがデビューしてから15年間で出会った人たちの力を演出に取り入れようと思いました。そこで、5枚目のアルバム「mirror☆ge」(2011年)のジャケット撮影などでお世話になった、“ミラーボーラー”というアート集団の方々にお声掛けして。ステージ後ろの広場にミラーボールを複数置いてライトアップしてもらい、それとangelaのコラボという感じで「2つの作品を一緒に見せる」という演出だったのですが、言葉では説明できないようなファンタジーさがありました。あまりに美しくて、撤収した時の虚無感もすごかったです(笑)。
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