小比類巻かほるが、7月30日(月)放送のアニソン番組「Anison Days」(BSイレブン)にゲスト出演。自身のヒット曲「City Hunter 〜愛よ消えないで〜」などをスタジオで歌唱し、トークパートではアニメやアーティストとのエピソードを語る。
メインMCの森口博子と、サブMC/演奏の酒井ミキオが毎回ゲストをとともに、アニメソングの魅力を伝えるべく、生歌、生演奏でのアニソンを披露し、アニメやアニソンについてトークを展開する「Anison Days」。
6月某日の収録現場を取材すると、今回のゲスト、“Kohhy”(コッヒー)こと小比類巻かほるは、アニメ「シティーハンター」の主題歌「City Hunter 〜愛よ消えないで〜」と、小学生の時、走って帰宅してテレビにかじりついて見ていたという思い出のアニメ「ルパン三世」から本邦初披露となる「ルパン三世のテーマ」の2曲をパワフルに熱唱した。
トークパートでは、「シティーハンター」主題歌を担当することとなる意外なきっかけを始め、「ルパン三世」での好きなキャラクター、トークテーマの「ハードボイルドアニメソング」、さらにはプロデュースを受けたプリンスとの出会いなど、様々なエピソードが続出。
同期デビューという森口とも話が弾み、ノリノリで小比類巻の楽曲を即興で口ずさむ場面もあった。
収録直後に行われた囲み取材では、「率直に言うと、もっとやりたい(笑)」と収録を楽しんだ様子の小比類巻。
1987年にリリースされた「City Hunter 〜愛よ消えないで〜」が、長く愛され続けていることについて訊くと、「光栄でしかないですよね。当時の10代なんて、何がなんだかわからなくて、今のようなネット社会ではなく、大人の世界なんですよね。私たちは、子供ながらに葛藤があって、大人の言うことなんか聞けねえぜ…そんな感じの世の中だったので、長く続けられるのかっていう不安がいっぱいありました」と当時を回想した。
ちなみに、青をベースとした衣装のイメージは、「ルパン三世」のルパンだそうで、「峰不二子ちゃんはコーラスにいます(笑)」とのこと。
一方の森口は、小比類巻のCDを所有していたり、同じ作家に楽曲提供を受けていたことから、親近感を覚えていたそうだが、「改めてお迎えするにあたり、資料とか見ていて、すごい芸歴長いな…あ、同期だったんだって(笑)。ずっと音楽を自分もやってきて、Kohhyもやってきて、また大好きな音楽を通じて、番組を通じて、お会いできて、本当にうれしかったです」と20年以上ぶりの再会を感慨深く喜ぶ。
最後に、読者へのメッセージを訪ねると、スタジオでの演奏と編曲も担当する酒井は「“こんな番組あるんだよ、生演奏、生歌なんだよ”って、今どき珍しい音楽番組だと思うので、ぜひ拡散してほしいですね」とPR。
次に森口は「一度、見ていただけたら、この番組の良さが絶対伝わる自信があります。それだけスタッフのみなさんも、(酒井率いる)ミッキーバンドも、私も、アニソンに注ぐ愛を感じてもらえると思います」と自信を覗かせ、自身の歌唱については「自分だったら歌わないジャンルだったり、男性の曲もそうですし、音域もそうですし、おかげさまでいろんなことが育っています。刺激をいただいて、いい環境ですよね。毎週、2曲を覚えなきゃいけないっていう大人の宿題に追われるのが、すごい幸せです」と充実した表情を見せた。
そして小比類巻は、アニソンの多様性に触れつつ、「今の若い子たちも、どんどん音楽を積極的にやっていただければいいなと思っていて、そのとっかかりがこの番組であればいいですね。『非常にモテるよ、キミ』って感じになると思います」とコメント。
それを聞いた森口は、「『これ見てるとモテる』って、いいフレーズですね(笑)」と共感した。
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