映画「LIAR GAME The Final Stage」のBlu-ray&DVD発売決定記者会見が27日、都内で行われ、主役の神崎直を演じた戸田恵梨香、独特のキャラクターで人気のある福永ユウジを演じた鈴木浩介、原作者の甲斐谷忍氏らが登場した。
同作は、'07年4〜6月にシ−ズン1、'09年11月〜'10年1月にシーズン2と、2度に渡りドラマ化された甲斐谷氏原作の人気コミック「LIAR GAME」の劇場版。平凡な女子大生・神崎直(戸田)と天才詐欺師・秋山深一(松田翔太)が、巨額の賞金獲得のためにプレーヤーたちがだまし合う“ライアーゲーム”に挑む姿を描く。劇場版では、賞金50億円を懸けた決勝戦の模様が描かれる。
「プレミアム・エディション」版には、戸田に180日完全密着した特典映像が付いているが、戸田は「密着されてることを知らなくて、後で知ったんです。映画や神崎直ちゃん(という役)と出合ったことを語った記憶があります。そういうわたしの気持ちや、現場の雰囲気が伝わると思います。あと、もしかしたら変顔とかしちゃってるかもしれないですね(笑)」と明かした。
また撮影時の思い出について、鈴木は「映画、ドラマのシーズン2の順番で撮影したんですけど、映画のクランクアップの時は僕も恵梨香ちゃんも“まだドラマがあるぞ”って気持ちだったんで終わった気がしなかったんです」と明かすと、戸田が「ドラマのクランクアップの時、浩介さんと27時間撮影し続けたんです。そんなの生まれて初めてで前代未聞でした」と、苦労話を打ち明けた。さらに鈴木が「ドラマのクランクアップの時は2人で号泣して、抱き合って泣いたのが一番の思い出です」と感慨深げに語った。
原作者の甲斐谷氏はコミックの今後の展開を聞かれると「大まかな先の構想を持っていたのですが、ドラマと映画があまりにも完成度が高かったので、ファンの方から『漫画の方はもっと超えるようなものがあるんでしょうね?』という声を頂いているんです。なので“もっと構想を練り直さないと”っていうプレッシャーに苦しんでいます」と、苦笑しながらコメントした。
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