7月16日(月・祝)朝9時30分より、NHK総合にて「NHK学生ロボコン2018」が放送される。
「NHK学生ロボコン」は、日本全国の大学、高等専門学校、大学校から選ばれた24チームがアイデアとチームワークを駆使して戦うロボットコンテスト。2018年大会が6月10日、東京・大田区総合体育館で開催された。7月16日の放送では、熱い戦いを1時間に凝縮して届ける。
今回、各チームには競技課題として「ネムコン“シャトルコック・スローイング”」が与えられている。「ネムコン」とはベトナム北部に伝わる伝統行事で、五穀豊穣を願い、高さ15メートルにあるリングをめがけてシャトルコックを投げるもの。シャトルコックにはひもが付いており、このひもの端を持って、振り回す形で投げ飛ばす。
これに着想した今大会では、ロボットが「ネムコン」に挑戦。各チーム2台のロボットがひもの付いたシャトルを受け渡し、その後2種類のリングを通す。
出場した24チームは書類選考、2度のビデオ審査を通過した有力チームながら、会場のコンディションの影響かトラブルも多く、涙をのんだ学生の姿も。朝から雨模様だったこの日は湿度が高く、床が滑りやすくなっていたことや、シャトルが重くなっていたことに苦しめられたようだ。
そんな中、東京大学は他を圧倒する驚異的なパフォーマンスで日本代表の座を獲得。8月にベトナムで開催される、世界大会の出場権を手にした。
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