新生たんこぶちんのライブツアーは「来てくれたみんなに大丈夫を届けたい!」

2018/07/19 11:00 配信

音楽

MADOKAは「今日の初日も良かったけど、最終日に向けて、演奏もメンバーの気持ちもお客さんに向けて、もっとグット固まればいいなと思います」とコメント撮影:高木あつ子

5人組ロックバンドのたんこぶちんが、7月17日に、東京・下北沢CLUB Queでのライブから真夏のツアー「TANCOBUCHIN TOUR 2018 “PROLOGUE”」をスタートさせた。

オープニングから、”ガールズバンド”のパワフルなロックライブが展開。

小学6年生からバンドを続けている5人の演奏は、別次元に進化したチーム力を見せつけ、ドラムとベースの重厚な音を元に、フロントの2人が手にする分厚い音色のレスポールタイプのギターも、良い意味で荒削りな音を奏でながら、観客に音を突き刺していった。

全曲が新曲というライブでも、力強い演奏力を発揮し、観客を「たんこぶちん」の音の世界に招き入れる事ができるライブバンドの真骨頂。彼女たちの演奏が、独特の疾走感を作りだし、観客の中にはダイブをしそうな勢いの人もいたほど、ライブハウス独特の盛り上がりを見せていた。

ライブ終盤では、セルフプロデュースによる両A面シングル「プロローグ/大丈夫」を披露。

新しいスタイルでフロントに立つボーカルのMADOKAは「みんな、楽しいときも、大丈夫じゃないときもあるだろうけど、ライブにくれば、私たちが大丈夫にしてあげる!っていうくらいの気持ちで作りました」と新曲「大丈夫」に込めたメッセージを熱く伝えた。

HONOKANODOKAのドラム&ベースも、YURIMADOKAのギターアンサンブルも、CHIHARUのバッキングも、これまでとは一味違ったテイストで繰り広げられるライブは、今は会場でしか聞く事ができない新曲と共に、現場で体験したくなる価値のあるツアーになりそうだ。