――ご自身のここがオタクだな~と思うところは?
それが、私オタク気質が全くなくて、0%に近いぐらい何にも執着しないというか、若い頃は趣味を持とうといろんなことを始めてみるんだけど、本当に三日坊主ぐらいで全部終わる…ギターやってみようかなとか、絵描いてみようかなとか全部しっくりこなくて、本当に続いていることって仕事以外何もなくって、ある意味仕事、お芝居オタクですかね。
あとは、主人がカメラマンなので、主人がカメラマンだからこそ撮られることに徹した方がいいかなと思って、自分で写真を撮るというのをやってなかったんですけど、最近、フィルムカメラを選んでもらって、自分でも写真を撮り始めました。
一番大事なのは、撮りたいと思った瞬間にシャッターを押すことだって主人から言われているので、何かいいなって思ったりしたら素直に撮るようにしているんですけど、フィルムってその場で確かめられないから、現像が上がってきたときに自分でも意図していなかった物が写っていたりとか、思い通りに撮れたりとか、すごく面白いなって。あと、自分が愛情をかけているものはすごく良く写るというのを撮ってみて、改めて感じたことですね。
――写真が続くといいですね。
そうですよ、そこですよね。多分続かないでしょうね(笑)。
――本編では“ジルさま”推しですが、ご自身的のスノーホワイツの中に推しは?
最初に、マネジャーさんからスノーホワイツ5人の写真を見せられた時に、ジル様の顔が一番好きだと思ったので、役に合っててよかったですね。ただ撮影中、戸惑いがあるというか、ジル様ばっかり見ていても問題はないんだと思うんですけど、自分がジル様(の顔)が好きだからずっとジル様を見ちゃうんじゃないかって思いだして、「あ、こんなに見ちゃ駄目だ」って思う瞬間があったりするのが、役だからとかがちょっと分かんなくなって、意識しちゃう自分が面白くて、楽しかったです(笑)。アイドルファンの方の気持ちがちょっと分かりました。
あと、ステージを客席で見ている分にはいいけど、向かい合って芝居するというシーンもあったので、そういうシーンになると好きなのに、どこ見ていいのか分かんなくなるみたいな、近づくとちょっと戸惑うっていうのが不思議な感じで、ファンの方の気持ちが理解できましたね。
――この作品の推しポイントがあればお願いします。
めちゃくちゃいいドラマなんですよ。本当に面白くって、撮ってるときって結構一生懸命だから、客観的に見るっていっても限度があるんですけど、出来上がったものを見て、「めちゃくちゃいいな」って思って。それは人が真剣に悩んだり、傷ついたりすることをコメディーに振りつつ、でもきちんと人間の心理とか、その人がそこから復活していくというか、立ち直っていく姿が、、素直に描かれてて、それがダイレクトに胸を打つドラマになっているのが、いいなって思いました。
このドラマの中に出てくる問題は、現実でも割と深刻で重たくなりがちなんだけど、それを見方によっては、後々笑い話にできることだなって思えたり、悩んでることがあっても、笑い飛ばす気持ちになれるんじゃないかな。本当に元気をもらえるし、心がすっとするドラマになっているので、ぜひみてほしいなと思います。
――最後に作品の見どころをお願いします。
スノーホワイツがすてきなのはもちろんのこと、この女性5人のバラバラなキャラクターが同じアイドルが好きだっていうところで共感して、友情が芽生えていくっていう姿がかわいらしい。あとは、楽しく見ていただけるし、、泣いてももらえるし、エンターテインメントとしてとってもいいドラマだと思ので、素直に楽しんでもらえればと思います。
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