「アバター」や「アリス・イン・ワンダーランド」など、実写映画の劇場での3D上映が話題になる中、ワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューションから、業界初となるブルーレイ3D「タイタンの戦い」が10月6日(水)に発売されることが決定した。
「タイタンの戦い」は、特撮映画の巨匠といわれるレイ・ハリーハウゼンが特撮を手掛けた'81年の同名映画を、ハリウッドの最新技術でリメークしたアクション・アドベンチャー。ギリシャ神話をモチーフに、神・ゼウス(リーアム・ニーソン)の子供として生まれながら人間として育てられたペルセウス(サム・ワーシントン)が、冥界の王・ハデス(レイフ・ファインズ)を倒すための戦いの旅に出る姿を描く。日本ではことし4月に公開され、3D版も上映された。
今回、ワーナーはシャープとの共同プロモーションを展開。7月30日(金)にシャープから発売される3D対応液晶テレビ「AQUOS クアトロン 3D」、ブルーレイ3D再生対応「AQUOSブルーレイ」のそれぞれの購入者の中から先着5万人、計10万人に、特典としてブルーレイ3D「タイタンの戦い」を10月6日(水)の発売に先駆けてプレゼントする。
劇場と同じく3D眼鏡を掛け、実際に本作の3D映像を視聴してみると、とにかく際立ったのが画面の明るさ。これまで3D映像は暗くなりがちなところが難点だったが、「AQUOS クアトロン 3D」では、これまでの3原色のカラー表示を4原色に増やすなど新技術を駆使し、従来比約1.8倍の明るさを実現した。また、奥行きのある立体的なイメージを鮮明に表現し、家庭用のテレビでも映画をまさに“体感”しているような臨場感があった。
ソフトメーカーのワーナーとハードメーカーのシャープ、2社が手を組んだプロモーションで、3Dコンテンツの一般普及への相乗効果を見込んでいる。
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