テレビ朝日系で9月5日(日)からスタートする特撮ヒーロー番組「仮面ライダーオーズ/OOO」の制作発表会見が1日、都内で行われ、出演者の渡部秀、三浦涼介、高田里穂、君嶋麻耶、有末麻祐子、甲斐まり恵が登壇した。
同作は、3枚のメダルで変身する仮面ライダーオーズが人々を守るために怪人と戦う姿を描く平成仮面ライダーシリーズ12作目。800年の眠りから目覚めた怪人たちは、力の源となる人間の欲望からできるメダル探しを開始。仮面ライダーオーズが、メダルを集めて“王”になるという怪人の願いを阻止し、地球の平和を守るために戦い続けるストーリー。オーズは、タカ、トラ、バッタなどの能力が違う3枚のメダルをベルトにセットすることにより、頭、胴体、下半身にパワーを補給し、怪人たちを相手に立ち向っていく。
主演の火野映司役に抜てきされた渡部は「ずっと夢に見ていた仮面ライダーという作品に、自分が主演としてかかわれることを、とても誇りに思っています。(主演に)決まった瞬間は、母親と電話で大泣きしてしまい、今も夢の中にいるような感じです」とコメント。一方、多国籍料理店の店長・白石知世子を演じる甲斐まり恵は「小さいころに仮面ライダーを一緒に見ていた弟に報告したら、『結構な役、もらったね』と笑われました。すごくうれしかったんじゃないかな〜」と家族と喜びを分かち合ったことを明かした。
また、フォームチェンジが見どころの1つにもなっており、記者からの「仮面ライダー以外に何かになれるとしたら?」という質問に、渡部は「四次元ポケットがすごく魅力的なので、ドラえもんになってちょっと楽しみたいですね」と笑顔で明かし、君嶋は「のび太くんになりたいですね。ドラえもんに助けてもらえるので、楽だなと思います」と便乗。有末も「モテモテなので、しずかちゃんになれればうれしいです」と会場を爆笑の渦にした。
さらに、会見には主題歌を担当する大黒摩季が登場。大黒は「伝統のある、本当に長く愛されているヒーローなので、心から光栄に思います。デビューして再来年で20周年なんですけど、しぶとく生き残っていて良かった」と喜びを語った。また、自身が仮面ライダーに出演するとしたら、どんな役がいいかと聞かれ「喫茶店のママ。ライダーの皆さんが、格好いいだけでなく、悩んだりするのを諭したりするような、ハスキーボイスの苦労したであろう(喫茶店の)ママ(笑)」とオリジナリティーあふれる役を所望した。
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