CS放送のチャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうたで、日本初放送となるトルコの歴史ドラマ「オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~」シーズン2が7月23日(月)に放送開始。放送を記念して、18日(水)に東京・駐日トルコ共和国大使公邸で記者発表が行われ、俳優の大東駿介が取材に応じた。
同作は昨年8月にトルコ制作のドラマとして日本初放送され、嫉妬や欲望など愛憎渦巻く宮廷闘争劇が、トルコ版「大奥」と言われ話題になった。大東は20代のころにDVD向けドキュメンタリー「7days,backpacker大東駿介」でトルコを訪れて以来、魅了されたという。「ディレクターとカメラマンと3人で1週間1人1万円で行きました。空港で全財産を任されて首から財布をぶら下げていたんですが、トルコに着いて最初に食べたケバブ屋さんで財布を落としてしまったんです」と、旅はハプニングからスタートしたと告白。
「旅のプランもぐちゃぐちゃになって路頭に迷っていた時に、僕の財布を首から下げたトルコ人の方が前から歩いて来て、『うわー、終わった。見つけたけど、アカンわ』と。そしたらその人が僕のところに来て『これ、何だか知っているか』と指を指して、僕の財布だと思いますと言ったら『2度と落とすなよ』と僕の首にかけてくれました」と、助けられたことを明かした。
また「感謝の気持ちを伝えましたが、まー、お金が減っているだろうと。確認したら一切手がつけられていない状態だったんです。海外でこういうことが起きたら諦めますよね。その瞬間から僕のトルコの旅が楽しくなりました」と話し、「旅で驚いたことは『バス停はどこですか?』と聞いたら、自分の目的地じゃないところまで20分かけて歩いて連れて行ってくれて。さらに、バス停に並んでいる人に僕らの事情を説明してくれて、託してくれました。本当に愛情あふれる国だなと思いましたね」とトルコ人の人柄に魅了されたと話した。
記者発表前にトルコ大使と食事をしたという大東は、そこで印象的なことを話したそうで「パムッカレで食べた料理なんですが、レストランに入ったら一般的な家のリビングに案内されて。『そこの料理が忘れられないです』と大使に伝えたら、『それは、レストランじゃなくて普通の家だったんじゃないかな』と。それくらい、人を受け入れてくれることを教えてくれました」と言い、会場中を笑わせた。
7/23(月)後10:45からは同ドラマのシーズン1ダイジェスト版が、7/29(日)後0:15からは大東駿介がトルコを旅したドキュメンタリー「7days,backpacker大東駿介」が放送される。
田嶋 咲
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)