7月23日(月)からIHIステージアラウンド東京で、「新感線☆RS『メタルマクベス』disc1」が上演される。公開初日目前の22日、公開ゲネプロが行われた。
本作は、2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組み、初めて挑んだシェイクスピア作品で、ロックバンドが劇中で生演奏する音楽に特化したスタイルで上演。
12年の時を経て、今回の公演のために宮藤自ら脚本を書き直し、キャストを変え、主宰のいのうえひでのりが演出にアレンジを加えてdisc1、disc2、disc3と題して3作を連続上演することとなった。
西暦2218年、瓦礫の荒野。
フェンダー国とキブソン国、そして新興勢力のESP国は戦いの火花を散らしていた。
そんな中、ESP国の将軍・ランダムスター(橋本さとし)は過酷な戦いを終え、盟友エクスプローラー(橋本じゅん)と共にESP国のレスポール王(西岡徳馬)の居城に向かっていた。
そこに3人の魔女(猫背椿、植本純米、山本カナコ)が出現。将軍に向かって「マクベス」と呼びかけて「あなたはマホガニーの領主となり、いずれは王になる」を予言めいた言葉を発し、「あなたの知りたいことは全てこのコンパクトディスクの中にある」と1枚のCDを差し出す。
それは1980年代に活躍したヘビーメタルバンド“メタルマクベス”のデビューアルバムで、バンドメンバーのマクベスはランダムスターに、バンクォーはエクスプローラーに、マクダフはESP軍のグレコ(山口馬木也)にうり二つだった…。
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