退団後、21年ぶりの劇団☆新感線への出演となる橋本さとしは、新感線の代名詞でもある派手な立ち回りや広い舞台上をバイクで駆け抜けるなど冒頭からフルスロットル。
「メタルマクベス」のタイトルバッグと共にギターを掲げてセリあがってくる姿はまさにロックスターで、姿だけでも“ランダムスターそのもの”と思わせる説得力を見せた。
一方、劇団☆新感線への出演は初めての濱田。会見では、「とにかく必死についていった」と話していたが、新感線との相性はバッチリ。
ミュージカルでの楽曲とは違うヘビーメタルも見事に歌唱、新感線ならではの“お笑い”要素も体当たりでこなし、コメディセンスをいかんなく発揮していた。
ミュージカル「二都物語」(2013年)以来、2度目の夫婦役となる橋本さとしとの息もぴったりで、“あまあま”なラブシーンからレスポール王殺しを企むミステリアスな芝居まで緩急をつけて見事に演じていた。
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