IHIステージアラウンド東京で、7月23日(月)から「新感線☆RS『メタルマクベス』disc1」が上演される。公開初日前日の22日に行われた囲み取材に橋本さとし、濱田めぐみ、西岡徳馬が登壇。
初めての360度シアターでの苦労や劇団☆新幹線への印象、意気込みなどを語った。
――いよいよ開幕、意気込みをお願いします。
橋本:早くお客様の前でやりたいですね。普段の公演よりも劇場に早く入っていて、アジアで一つしかない劇場の中、まず劇場を体に染み込ませるところからやってまして、やっと染み込んできたかなというところです。
早く見せたいですね。
――橋本さんは21年ぶりの劇団☆新感線ですが、いかがですか?
橋本:久しぶりということもありけいこがすごく楽しくて、ホームに帰ってきた感じです。自分が自分でいれる場所というのを再確認して、できればもう少しもっと長くけいこをしていたかったなと。
…矛盾してますよね(笑)。早くやりたいけどまだずっとけいこしていたい気持ちなんですけど、本番では爆発させたいと思います。
――濱田さんは初めての劇団☆新感線ですが、いかがでしたか?
濱田:けいこの始めはすごいドキドキしてたんですけど、始まったら家族のように仲良くしてくださって、毎日笑いが絶えないけいこ場で、私が新入生なので、皆さんにいろいろなことを教わりました。
とにかくエネルギーがすごいのでそのエネルギーの中に紛れ込んで(笑)、うまく旦那さんであるさとしさんのランダムスターをフォローできればなと思います。
――劇団☆新感線に入って、びっくりしたことはありますか?
濱田:全てがびっくりでした! 新感線の新幹線に乗っているような感じ(笑)。普通の列車じゃないんですよ。
もう乗り遅れたら「あーっ!」ってなってしまうので、ひたすら“新感線”に乗り遅れないように乗って、あとは乗ってから考えようっていう感じで。とにかく必死についていきました。
――西岡さんは2回目の劇団☆新感線の舞台ですが、いかがでしたか?
西岡:「メタルマクベス」(2006年)の初演を見て、新感線の舞台に出てみたいと思ってたんです。そしたら、すぐに(いのうえ歌舞伎☆號「IZO」[2008年])出ることができて、すごい幸せでした。
初演がすごく面白かったので、(今回は)それに負けないように頑張ろうと。(初演とは)劇場が違いますから、見る人もワクワクできるかなと。
さとしが言ったように、劇場に慣れるのが本当に大変。1周が200mもあるから、反対側にいると半周の100m歩かないといけないし、いろいろなところに行くから迷っちゃうんだよね(笑)。
真っすぐいけるわけじゃなくて、迷路みたいなところに行くから、それを昨日やっと覚えたかなという感じ。
橋本:出てしまうと楽屋に戻るのが大変なんですよね。楽屋に帰るのにすごく時間がかかるんですよ。位置がまだ把握できてなくて…まぁ、楽屋に戻る時間はほとんどないんですけど(笑)。
西岡:下手上手がないからね。1周すれば帰れるんだけど遠くなったりしちゃうし。
橋本:東西南北で、最近、上手とか下手とか聞かなくなりましたね。
西岡:そうだね。南とか東とか床に書いてあって助かりますね(笑)。
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