池松壮亮とフランスの映画監督、フランソワ・オゾンの対談が、7月21日(土)に「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」(毎週土曜夜10:00-11:00、NHK Eテレ)で放送される。
2017年に公開された「夜空はいつでも最高密度の青色だ」(石井裕也監督)で数々の賞を受賞し、多くの話題作に出演している池松は、以前からオゾンのファンだと言う。そこで、「フランス映画祭2018」のために来日したオゾンと、互いの人生の歩みから映画監督と俳優はどういう関係を築くべきかまで語り合う。
「まぼろし」(2000年)や「スイミング・プール」(2003年)などで、女性の繊細な心理描写を表現することにおいて高く評価されているオゾン監督。池松から演出について尋ねられると「体はうそをつけない。だから、私は俳優の体に真実を語らせる」と語る。
一方の池松も、演技が“うそ”にならないよう「カメラが回っていないところが勝負だと思っている」と自身の役作りについて明かす。
番組前半では、海が見える横浜のホテル、後半では渋谷の映画BARを舞台に、カメラの前で俳優はいかに振る舞うべきか、そこで監督は何をすべきか、さらにフランス映画、日本映画の将来まで、静かな男たちが熱い映画論を交わす。
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