――梨本はどのようなビジュアルですか?
育ちが良さそうな、普通にきれい目な感じです。生地感が普通とは違った白シャツで、スキニーの黒パンに革靴です。他の仲間たちはアフロだったり、アロハシャツだったり個性的なメンツがそろっています(笑)。僕は政治家の息子みたいな堅いお家の子なので、髪形もビシッと決めています。
――どのようなことを考えながら、演じていらっしゃいますか?
「人間が極地に立たされた時に、どういう反応をするのか」というのは常に考えながらやっていますね。それが、多分本作の面白いところだと思うので。
普段は温厚な人がヤバイ人になるかもしれないし、普段は悪い人が最終的に自分より人を救うかもしれないし…。
――人って追い込まれると真逆になることもありますからね。
そうですね。本作の主体はゲームなんですけど、心理戦みたいなところもありますね。追い込まれた人間たちが繰り広げる、ヒューマンストーリーでもあるよう な気がします。
――梨本はどのような場面で活躍するのでしょうか?
ト書きには、けんかが強そうなイケメンって書いてあります(笑)。ちょっとおちゃらけている部分もありますが、相手によって態度を変えるんです。でも、標の前ではホストみたいな感じで、標を持ち上げています。
――そんな標役の佐藤さんはどんな方ですか?
標は口数の少ない役で、必要最低限のことしか話さないですが、実は誰よりも強い野望を持っているんです。謎に満ちあふれていますね。佐藤さんは現場では物静かですが聡明な雰囲気のある方なので、標の空気感にピッタリな気がします。
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