「この二人にしかできない」武田航平と水上剣星が語る“ビルド”芝居の裏側―「仮面ライダービルド」“大人”対談(前編)

2018/07/22 10:00 配信

映画 インタビュー

「仮面ライダービルド」から、武田航平と水上剣星(写真左から)の“大人”対談をお届け!撮影=阿部岳人


8月4日(土)公開の映画「劇場版 仮面ライダービルドBe The One(ビー・ザ・ワン)」「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(アンフィルム)」。「ザテレビジョン」WEBでは本作を特集し、同作品のキャスト陣同士によるシャッフル対談インタビューなどを連続掲載中だ。

今回は“「ビルド」大人対談”と題して、「仮面ライダービルド」からライダーの2人、仮面ライダーグリス/猿渡一海役の武田航平と、仮面ライダーローグ/氷室幻徳役の水上剣星が登場! 作品に参加して感じたことや役作り秘話などを聞いた。

――水上さんは約1年、武田さんは約半年間、作品に参加してきましたけど、これまでを振り返ってみていかがですか?

水上:航平くんが横にいるからというわけではないんですけど…。

武田:何ですか?(笑)

水上:航平くんが入ってきたことによって、さらに現場の雰囲気が良くなったような気がします。

武田:ありがとうございます(笑)。

水上:だから、終わってしまうのがすごく悲しい。僕にとっては初めての特撮作品ということで、最初はとても不安でした。でも、いざ撮影に入ったら、今までやってきた映画やドラマの現場と何も変わらなくて。田崎(竜太)監督(※崎は立つ崎)とたくさんお話しをしながら不安を解消してもらいつつ、自分でもいろいろ模索しました。今はすごく楽しんでいます。

武田:僕は途中からの参加という形でしたけど、不安は全くなかったです。むしろ、「何ができるんだろう」という楽しみの方が大きかった。主演の犬飼(貴丈)くんとは共演したことがありましたし、赤楚(衛二)くんは好青年。二人とも真面目で、芝居に遊び心を持っているところがいいなと思いました。それに、学年が一つしか違わない、ほぼ同年代の剣星さんがいてくださったので、「僕が頑張らなきゃ」という意識を強く持たなくてもよかったことがありがたかったです。

剣星さんは、一人だけ“ハリウッド系の芝居”をしていて。「あ、こういう細かい芝居を追求できる現場なんだ」と安心できたし、いい刺激になりました。

水上:1年間続くとは知りつつも、先が分からない状態で演じていたので、出来上がった台本をいい意味であまり考えずに読んで、相手のせりふを聞いて感じたことを素直に表現することに集中していました。

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