アニメ「つくもがみ貸します」(毎週日曜夜0:10-0:35、NHK総合)が、7月22日(日)にスタートする。
畠中恵によるシリーズ小説が原作の同アニメは、江戸時代の深川・仲町が舞台。損料屋(現代のレンタル業)の出雲屋を営むお紅と清次の姉弟が、町民が持ち込むさまざまな騒動を解決していく人情噺だ。
主人公の清次を演じる榎木淳弥が「色鮮やかでポップな世界観に仕上がっているので、幅広い年齢層の方に楽しんでいただける作品になっています」と語ったように、同作は江戸時代が舞台とは思えないほど鮮やかな色彩が目立つ。
特に小松未可子演じるお紅の衣装や髪飾りは、ポップでキュートなカラーリング。小松自身も「お紅の衣装の鮮やかな配色や大きなリボンなど、ファッションがかわいらしい」と紹介した。
色彩豊かな世界観のほか、“つくもがみ”という個性的なキャラクターたちの活躍も見逃せない。つくもがみとは、長い間愛用された道具などに魂が宿って誕生する妖怪や精霊。出雲屋で取り扱う道具たちにはつくもがみが宿っており、貸し出し先でさまざまなうわさ話を聞いては騒動の解決に役立っている。
むらた雅彦監督は「時代物でありながらも個性は出しつつ、極力かわいくして(視聴者を)飽きさせないよう心掛けました」と、キャラクターたちに込めた思いを明かしている。
出雲屋を営む清次とお紅の元に、武家の次男坊・勝三郎が訪れる。勝三郎は失くしてしまった鼠の根付を探して欲しいと2人に依頼。その根付は結婚相手である有力武家・蜂屋家の跡取りに代々受け継がれてきたもので、紛失したままでは結婚の話自体が立ち消えになってしまうという。依頼を受けた清次は店のつくもがみたちを使って情報を集めていくが、勝三郎に対してある疑問を抱く。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)