ジャニーズWEST重岡大毅&神山智洋、高校時代を語る「カッコつけ過ぎて寒かった(笑 )」 <かみしげ対談(後)>

2018/07/24 08:00 配信

ドラマ インタビュー

「宇宙を駆けるよだか」に出演する神山智洋、重岡大毅(C)川端志季/集英社 (C)「宇宙を駆けるよだか」製作委員会

「嫉妬するよりは、“この人スゴイな”と思いますね」(神山)


――お話の中では、公史郎が嫉妬のあまりダークな行動に走りますが、嫉妬ゆえの行動は理解できますか?

神山:いやぁ、嫉妬しても行動には移さないよね。俺は出さないと思う。

重岡:俺も惨めになってまうから、行動には移さないな。でも男の人は(嫉妬が)多いんじゃないですかね?

神山:なんか最近、嫉妬っていう感情がなくなってきたんですよね。

重岡:確かに。嫉妬というか“悔しい”に近いんですかね。悔しさのあまり、ちょっと違ったことをしてしまったりとか? 

神山:まぁ、ねたんだりはしないですけどね。例えばだけど、しげに対して嫉妬しても、それでしげのことを別に悪く言ったりはしないし。

重岡:そうやね。でも機嫌は悪くなるかもしれん!(笑)

神山:(笑)。

重岡:やっぱりむっちゃ悔しいなーと思う時は、ちょっと口数が減ったり、顔に出たりとすることもあるかも。でもそれでその場の空気を汚したりするのは嫌やし、絶対にしたくないですね。

――どちらかというと、立ち位置としては火賀くんに近い方なんでしょうか? むしろ応援しちゃおうかなみたいな。

重岡:そうですね。俺は絶対そうやと思います。でも、応援するかは相手にもよりますね。今回は、火賀はもともと転校生で、しろちゃんとあゆみちゃんとの間に“幼なじみ”いう絶対に踏み込めない領域がありましたから。

大人になるにつれて、あんまりそういうのは少なくなってきましたね。あと俺結構、自分大好き人間なんで(笑)。

神山:確かに、やっぱり年齢を重ねていくと、そういうのは全然なくなってきて。嫉妬というよりは、「こいつスゴイな」「うらやましいな」とか、そういう程度になってきましたね。

うらやましいという気持ちは、「この人スゴイな」と思ってまうし、自分もうらやましいと思われるような人間でありたいですね。

重岡:そうやね。でも今考えてみたらホンマなくなってきたな。「なんかココだけは俺ぜったいおまえに負けへん」ていう、自分の強みを知っているからかもしれないですね。

「裸一貫でステージに出る感じがつらかったけど、なんか楽しかった」(重岡)


――今回、「イチゴオレ」が加賀、しろちゃん、あゆみの共通アイテムとして扱われていますが、何か昔を思い出させるような、メンバー同士での思い出のアイテムはありますか?

重岡:めっちゃあるんちゃう? 俺はブァーっと出てきたけどね(笑)。

例えば昔、毎年大阪の松竹座で公演をやっていたときなんですが、その楽屋口の近くに立ち食いのラーメン屋さんがあって。あそこの匂いがたまらないんですよ。

でも劇場の近くだから、ファンの方もたくさんいるので食べられなくて。とんこつとトッピングのキムチの匂いを嗅ぎながら、劇場終わりに「腹減ったなぁ~」と言いながら帰る感じが、今聞かれてパッと思い浮かびましたね。「結局食べたことなかったなー(笑)。いつか食べたいなー」みたいな。分かるやろ?

神山:分かる分かる。あそこは絶対通るからね(笑)。俺はしげとのオムライスかな。

重岡:懐かしっ!

神山:帰り道が一緒やったっていうこともあって、仕事終わりに食べに行ってましたね。あとはイタリアンのお店もそう。

重岡:あー、あったなー(笑)。

神山:しげとの思い出となると、仕事終わりの帰り道になってくるな。

重岡:そうやね。人生振り返ると色々あるね。学校とかの通学路とかもそうだし。

神山:WESTになってからなんかある?

重岡:俺はね、最近、銭湯がすごい好きなんやけど、じいちゃんの家の近くにあって。昔はじいちゃんと一緒に入ってたんだけど、今はじいちゃんが高齢でなかなか一緒にいけないので、じいちゃんのパジャマ着て一人でよく行くんですよ(笑)。

そこの夜道を歩いてる時とかは、最高っすね。仕事で考えなきゃアカンことがある時もその銭湯に行って、お風呂の中で1時間ぐらい入ってる。

あとは、地元の駅にあるラーメン屋さんやね(笑)。仕事終わりに行ったり、オカンや地元の友達と一緒に行ったり。いろんなこと思いながらラーメンを食べてきたので、思い出がたくさん詰まってますね。

神山:何かかっこいいな、そういうの。ってかスゲー大人になった感じするわ。