だが、そんな心配の声とは裏腹に、鈴愛の涼次への思いは揺らがない。
前述と同じ今日の放送で鈴愛は「涼ちゃんには映画監督になりたいっていう大きな願いがあって。私は夢が途絶えてしまったから分かるんだけど、誰かが何かを夢見ている姿って美しいです。そばにいるだけで、見ているだけで元気が出てきて」「今まで私、自分のためだけに生きてきました。自分の夢かなえるために頑張らせてもらって。でも、これからは人のために生きようって」と、涼次を支える決意を語ったのだ。
そんな鈴愛の模索を温かく見守っている家族も作中にはいる。第92回(7月17日放送)では、披露宴を終えた楡野家の面々が鈴愛の人生について語るシーンが描かれた。その中で「涼ちゃん、大丈夫やろか。映画監督なんて、なれるのかな」と心配する母・晴(松雪泰子)に、祖父・仙吉(中村雅俊)は「鈴愛は夢が叶ったんだと思う、じいちゃんは」「人生の前半に自分の夢が叶って、これから人の夢が叶うのを応援する。ええ人生や」と語っていた。
新たな人生の夢を見つけようと、鈴愛は前を見つめている。
こういった鈴愛の“決意”に、視聴者からは「鈴愛が見つけた新しい夢にほっこりした」「鈴愛見直した」「鈴愛、痛い…でも『支えたい』気持ちはすごく分かる…」「今の鈴愛には『涼ちゃんを応援する』のが自分の空なんだ」といった肯定的な意見も寄せられていた。
果たして“涼ちゃん”は鈴愛の期待に応えられるのか!?
24日放送の第98回では、2年の歳月をかけて涼次の脚本がようやく完成し、鈴愛も我がことのように喜び、祥平は映画化に向けて動き出す。
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