テレビ朝日系で7月27日(金)にスタートする金曜ナイトドラマ「dele」に、物語のキーパーソンとして橋本愛が出演することが発表された。
同作は、依頼人の死後、不都合なデジタル記録「デジタル遺品」を“内密に”抹消する仕事をしている坂上圭司(山田孝之)と真柴祐太郎(菅田将暉)が主人公。
橋本は、圭司が営む会社「dele. LIFE」に対し、自分の死後にパソコンのデータを削除するよう依頼した男性の元同級生で婚約者の楠瀬百合子を演じる。
百合子は、依頼人が本当に死んだかどうか確認するために現れた祐太郎に対し、なぜか依頼の取り消しを要請。
当事者でもない百合子がなぜ依頼の撤回を切り出したかが謎めく一方で、祐太郎は百合子への思い入れを日々強くしていく。
橋本は今作の出演について「スタッフさんや役者さんが、何か面白いことをしようとしている!と、そんな匂いにつられました」とコメント。
宮藤官九郎が脚本を務める大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019年1月から放送、NHK総合ほか)への出演も決まっている実力派女優・橋本の、繊細な演技に注目したい。
なお、本作の原案&脚本にはベストセラー作家・本多孝好が初挑戦。メインキャストで麻生久美子が出演する他、ゲストとして朝比奈秀樹、石橋静河、江口のりこ、大塚明夫、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、高橋源一郎、塚本晋也、野田洋次郎、般若、松本若菜、Mummy-D(ライムスター)、麿赤兒、矢島健一、山田愛奈、余貴美子、渡辺大知(黒猫チェルシー)らが決定しているなど、気鋭の作品となっている。
スタッフさんや役者さんが、何か面白いことをしようとしている!と、そんな匂いにつられました。小説家さんの書く脚本はいつものそれと違う独特の空気があり、それをなんとか映像に持ち込めないかと思っていました。
人間の多面性を描き、決してみんながスッキリするような特定の答えを提示せず、見た人それぞれの心の中にしか正解が生まれない物語たちを読んで、大人の心意気を感じて一目惚れしました。
私が出演させていただく回は他のエピソードと少し毛色が変わるみたいなので、そのギャップを面白がってもらえると嬉しいです。登場人物たちの色んな形の恋心が、ちゃんと受け止めてもらえますように。
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