浜辺美波&北村匠海がW主演した「君の膵臓をたべたい」が地上波初放送!

2018/07/24 07:00 配信

映画

桜良演じる浜辺美波と、彼女の病を知ってしまった“僕”を演じる北村匠海(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C) 住野よる/双葉社


住野よる原作の同名ベストセラーを映画化し、2017年夏に興行収入35.2億円の大ヒットを記録した感動の青春ヒューマンドラマが早くも8月19日(日)にテレビ朝日系で地上波初放送される。

本作は、浜辺美波演じる膵臓の病で余命わずかな女子高生と、北村匠海演じるクラスでただ一人そのことを知る、読書好きで目立たない青年の心の交流を描いている。さらに小栗旬北川景子によって原作にはない12年後の現在の物語も織り交ぜ、多くの人の涙を誘った感動作だ。

【写真を見る】限られた時間を明るく懸命に生きる桜良を演じた浜辺美波(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C) 住野よる/双葉社


公開当時のインタビューで、ヒロイン・桜良を演じた浜辺美波は自身が演じる役について「台本を読んで、私自身、桜良ちゃんのことが大好きになりました。笑顔が印象的な子なんじゃないかなって思って、演じるときも精一杯笑顔を作るようにして。ただ、死と向き合う少女でもあったので、ふとしたときに恐怖心だったり孤独感を感じる瞬間もあるってことを忘れずに演じるようにしました」と語っていた。

また、彼女の病気を偶然に知った“僕”を演じた北村匠海は「『僕』という役の人物像は、限りなく自分と似ていて。僕も中学生時代、結構他人と壁を作ってしまう人間だったので、『僕』が自分一人だけで狭く生きてる感覚がよく分かるというか。あと、僕が本格的に音楽というものに向き合ったのが中3の終わりのころで、そこからどんどん自分の心が開いていった部分があったんです。この映画で描かれている桜良との出会いというのも、そこと重なるような気がして、自分の過去を追体験するような感覚で演じさせてもらいました」と自身の学生時代に近い人物像だったことを明かしていた。

桜良(浜辺美波)の病気を知り、彼女と共に時間を過ごすようになる“僕”(北村)(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C) 住野よる/双葉社


同インタビューで2人にとっての“キミスイ”への思いを聞いた際には、「この映画での桜良の台詞は、すごく心に響くものがあると思うんです。例えば、1日の価値に気付けたり、運命ではなくて、それぞれ選択して今僕達は出会っているんだとか。見てくださる方にも、そういう意味が込められた台詞を意識して聞いてほしいなって思いますし、今ここに生きていることが素晴らしいことなんだっていうことや、映画の中の『僕』という人間が一歩踏み出すように、現実でも(この映画が)一歩踏み出すきっかけになってくれたらうれしいです」と北村が話すと「この映画で私自身も感じた、思うことの強さ、思いやることの尊さってものを感じていただけたらなと思います。人は、強いわけじゃないんですけど、大切な人を思うことで、行動できたりすると思うんです。その人のために何かができるっていう強さを感じていただけたらうれしいです」と浜辺も言葉を続けていた。本作で、浜辺と北村は、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いている。

ぜひ、この機会に若い2人のキラキラとした時間の交流、そして12年後の男女が初めて気付いた真実を通して、生きること、大切なこと、人についてあらためて感じる時間を過ごしてほしい。