ヒャダイン&ぺえの共通点は「パリピが嫌い」!?<#ジューダイMC対談前編>

2018/07/26 19:00 配信

バラエティー インタビュー

「#ジューダイ」のMCを務めるヒャダインとぺえが対談!

弓削島で寮生活をしている子たちには独特の文化が形成されていた


――番組で行った場所で思い出に残っているのはどこですか?

ヒャダイン:番組じゃないと絶対経験できないなと思った場所は、愛媛の弓削島です。

ぺえ:あー! 行きましたね。

ヒャダイン:瀬戸内海の、広島と愛媛の間にある島なんですけど、そこの海洋実習している子(国立弓削商船高等専門学校の学生)たちのところへロケに行ったんです。島の中で寮生活をしている子たちには独特の文化が形成されていて、変わってましたね。

夜中にちょっと浜に出て、デートするって言ってましたね。

ぺえ:島だからデートスポットがそんなになくて、海岸にデートで歩くような道があったりして、すごくすてきでしたね。

見たことのない景色や、島ならではの独特な生活スタイルに触れられました。

——ロケではハプニングが起こることもあるんでしょうか?

ヒャダイン:埼玉の川越高校の応援団に会いに行って、生徒のご自宅に伺おうということになっていたんですが、僕たちが応援団を茶化しに来たように受け止められて、生徒の子が泣いちゃったことがありました。

「もうこんな取材嫌だ」ぐらい言われていたんですけど、こちらが真摯に向き合ったら、最後にはちゃんと理解してくれて、結果的にはご自宅にも招いてくれました。

ぺえ:本気で部活に向き合ってる子たちばかりなので、私たちが入りにくい空気もあったりします。

もちろん、私たちも本気でロケに行くんですが、逆に「こんなに踏み込んでいいのか」と悩むこともあります。

ヒャダイン:そうだね。大変なこともあるよね。

ぺえ:踏み込めるところまで打ち解けるのに時間がかかることもありますね。

でも、基本的に今の子たちって、テレビに対して理解があるというか、肝が座っている子が多いです。私が学生のころだったら、「あ~(どうしよう)」ってなるんですけど、結構みんなどしっと構えているので、そんなに困ることはなくて良かったなと思います。

この一年でチームワークはすごくよくなりましたね


――お二人は本当にコンビネーションが良く進行している印象があります。それは一緒にやってきて、お互いのことを理解できてきているからなんでしょうか?

ヒャダイン:そうですね。二人に共通しているのは「パリピが嫌い」っていうところです。二人とも、浮かれているやつとか、真面目になってないやつを見るとムカついちゃうんです。

ぺえ:目に留まるところが似てますよね。「あいつ頑張っているな!」とか、「あいつがここのキーマンだな」っていう意見が合致するんです。

私は体を使うところが持ち場で、ヒャダさんは頭を使うところが持ち場っていうスタンスが固まっているので、私は「あ、これはヒャダさんだ」って分かったら、急にしゃべらなくなることが結構あります。

ヒャダイン:「お悩み相談室」(ロケ先に部屋を設置し、その中でヒャダインぺえが悩み相談に答える企画)では、分かりやすくそういう瞬間がありますね。

恋愛系の話になると、僕は何も言わずにぺえちゃんに任せています(笑)。その代わり、進学や勉強の話は僕が話します。

ぺえ:自分の苦手な分野は任せられるので、私は全然負担がかかってないです。

ヒャダイン:僕もそう! この一年でチームワークはすごく良くなりましたね。すごく現場も明るいですし、仲が悪かったらそうはならないですよね。

それと、ぺえちゃんと僕はちょっと悪意のある“裏笑い”みたいなところも共通してます。

ぺえ:いや~! 本当にそう! カメラ止まったあとに放送できないようなえぐい話を2人でしているんです。それが楽しくて楽しくて仕方がないです。

10代向けの番組とは思えない話をしてるんですよ~(笑)。

ヒャダイン:“裏ジューダイ”ね。

ぺえ:だから、私この番組に来るのがすごい楽しみなんです! スタッフさんも含めて仲がいいですし、いろんな場所にロケに行っても嫌じゃないんです。

ヒャダイン:本当にロケがしんどくないよね。

ぺえ:ちょっと前日から緊張するくらい覚悟が必要な、過酷なスケジュールのロケなんですよ。でも、この番組だったら「何とかなるだろう」と思えるんです。

ヒャダイン:僕も全く同じです。

ぺえ:だから、本当に長寿番組にしたい! 「天才てれびくん」シリーズ(毎週月~木曜夜6:20-6:45ほか、NHK Eテレ)を超えるくらいに!

ヒャダイン:本当にそうですね! 10代はどんどん更新されていきますから、全国の新しい10代に会っていきたいですね。

ぺえ:あと、出演してくれた10代に、何年後かに再会するロケもやってみたい! だからこそ、この二人でずっと長くやっていきたいです。

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