'90年に社会現象を巻き起こした「進め!電波少年」(日本テレビ系)のDVD第2弾「電波少年事件簿」が7月23日(金)に発売されることが決定。7月1日、都内でDVD発売記者会見が行われ、出演者の松本明子、松村邦洋、日本テレビ企画演出の土屋敏男氏が登場した。
同番組は、'92年にスタートした「進め!電波少年」に始まり、「雷波少年」に至るまで、10年以上にわたって放送された'90年代を代表するバラエティー番組。DVD第2弾には、タレントがいきなり海外に連れ出されて始まる“大陸横断ヒッチハイク”など、それまでにない企画の中で巻き起こった“事件”を厳選した映像のほか、当時のファンはもちろん、初めて見るファンにも新鮮な衝撃スクープなどがふんだんに収録されている。
今回は、「祝!電波少年DVD第2弾発売“ダダ漏れ”発表記者会見」と題し、ファンおよそ50人を招待。さらにユーストリームでは、記者会見の模様を生中継するなど、まさに“ダダ漏れ”発表記者会見となった。
過激な企画故、放送直前に中止命令も多々あった同番組は、中止命令が出た尺を埋めるため「美しいアルプスの風景とヨーデルをお楽しみ下さい」というお断りを入れ、アルプスの風景を流して放送していた。「DVDでもアルプスの映像はそのままか」と問われた土屋氏は、「懐かしいと思って見てほしい(笑)。『事件簿』としては、アレも入れておかないとと思って。ヨーデルを聴きながら、また何かやっちゃったんだと思って見てほしい」と話した。一方、松村は、「番組という名の殺人です」とまで語り、記者から、土屋氏の存在について聞かれると、「電波少年の黒幕です。僕らは現場ディレクターが1番怖いですけど、そのディレクターが『オレは(土屋プロデューサーの)被害者なんだと』と言っていました」と明かした。
また、DVDにも収録されている人気企画“大陸横断ヒッチハイク”に挑戦し、新聞などでも大きく取り上げられた「猿岩石、飛行機事件」について、土屋氏は、「危険地域で陸路が通れなかったため、飛行機を使って移動しました。VTRでは、タイからミャンマーへ向かったとは言っているけど、ヒッチハイクでとは言ってなかった。うそは言ってないけど、すごく迷った。言い出しきれずに最後にバレました」と裏話を披露。最後に「今だったらインターネットの時代だから、もっと早くバレていたけと思うけど」と、会場の笑いを誘った。
さらに会見では、DVD第3弾、第4弾の発売も明らかに。第3弾では、ファンのリクエストから収録内容をチョイスするユーザー参加型DVD企画に挑戦。数ある名物企画の中からファンがDVDで見たい企画をTwitterで大募集するとのことだ。
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