テレビ朝日系で7月10日(土)に放送される「スペシャルドラマ 必殺仕事人2010」に先駆け、放送当日までの間、テレビ朝日本社1階アトリウムで「必殺仕事人展」が開催される。6月30日、都内でオープニングイベントが開催され、主演の東山紀之が登場。テープカットとトークショーが行われた。
同展では、'07年に放送されたスペシャルドラマ「必殺仕事人2007」や、'09年に放送された連続ドラマ「必殺仕事人2009」の名場面シーン、「―必殺仕事人2010」の見どころの写真を展示。また、出演者の衣装や、東山が演じる渡辺小五郎が奉行所へ出掛ける時に妻から持たされた重箱、故・藤田まことさんが演じた中村主水愛用の十手やメザシBOXなど、ドラマの中で実際に使われていた小道具も見て楽しむことができる。
展示された約50枚もの写真を前にした東山は「あれは、藤田さんとの最初の共演シーンで、よく覚えています。必殺の顔だった藤田さんとの共演にうれしさと緊張両方を感じました」とある1枚の写真を指し、感慨深げな表情に。そして、必殺ファンならば、絶対に知っておきたい小五郎と主水の着物の色が違う理由について「あれは最初は同じ色だったらしいんです。でも、主水の着物は長い年月を経て今の色になった。撮影中はずっとうらやましくて(笑)。僕もあの色になるくらい長くやりたいと思っていたものです」と衝撃の真実を打ち明けた。
また、イベントでは「仕事人へのメッセージ、疑問や質問」のコーナーも設けられ、視聴者やファンから1000通以上のメッセージが届いた。「今だから話せる藤田さんとのエピソードは?」と聞かれた東山は「藤田さんがお孫さんを連れていらしたことがあって、ひざに乗せて写真を撮ったんです。おじいちゃんとしての顔を初めて見た気がしました」というほほ笑ましいエピソードを明かした。また、「必殺仕事人」とは何かと問われ「藤田さんと出会った作品であり、人とのきずなというものを気付かせてくれた大切な作品です」とキッパリと言い切った。
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