かたせ梨乃「綾野剛さんはナイーブでジェントルマン」“ハゲタカ”の敵役に

2018/07/25 08:00 配信

ドラマ

鷲津(綾野剛)と瑞恵(かたせ梨乃)のヒリヒリする対峙(たいじ)シーン(C)テレビ朝日

綾野剛が企業買収のスペシャリスト・鷲津政彦に扮(ふん)し、日本の名門企業を容赦なく買収して再生していくさまを描くドラマ「ハゲタカ」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※7月26日は夜10:09まで)。

7月26日(木)に放送される第2話にて、鷲津(綾野)の前に立ちはだかる“敵役”として、かたせ梨乃が出演する。

第2話で描かれるのは、日本有数の寝具メーカーを巡る買収劇。かたせは、寝具メーカー「太陽ベッド」の2代目女性社長・中森瑞恵を演じる。

出演に当たり、かたせは「『ハゲタカ』の現場はプラスエネルギーがいっぱいで活気にあふれていました。男性の俳優さんばかりの中での撮影でしたので、その中を蝶、いえ蛾のように飛び回らせていただきました(笑)」とコメントを寄せた。

大手都市銀行・三葉銀行から「太陽ベッド」の債権、約300億円分を40億円で譲り受けた鷲津。

経営者一族の常軌を逸した浪費と乱脈経営で債務が膨れ上がっていた太陽ベッドに対し、経営陣の撤退と民事再生法適用の申請を迫る。

しかし一筋縄ではいかないのが中森一族。会社を私物化して浪費を繰り返し、“社長”という座に固執するプライドの高い瑞恵は、鷲津を「薄汚い外資のハゲタカ」とののしり、要求に耳を貸そうとしない。

強く堂々とした物言いで、男性とも対等に渡り合う瑞恵のキャラクターは、作品の雰囲気にぴったり。かたせがどんなアクの強い女性社長像を描き出すのか、日本を代表する女優のスゴみのある演技に期待は高まる。

一方、「金と腐った企業の匂いは逃さない」が信条の鷲津。中森一族と太陽ベッドの実態を徹底的に探り上げ、経営陣にプレッシャーをかけていく。

第1話から普段より1オクターブ低いんじゃないか?という、ハスキーボイスで相手を圧倒した綾野演じる鷲津。一筋縄ではいかない“女帝”を鷲津がどのようにねじ伏せていくのか、第1話以上にハードな闘いが繰り広げられそうだ。